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No.11 南極大陸最高峰ビンソンマシフ登頂25日間

-Vinson Massif (4897m)-
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Great Crevasse
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装備

寒さ対策の一言に尽きる。-50℃と言われても想像がつかなかったが、配布された装備表を参考にしながら準備をした。
AAIによる装備点検は徹底しており、装備表の全ての物をチェックされた。不足品がある場合は、プンタアレナスで購入しなければならなかった(何でも揃うわけではないが...)。

■靴・足元

品目 所持品 一言コメント
プラスチックブーツ Arctic Expedition (Koflach) これまで、雪山は革靴で歩くかスキーで滑るかだったので、新規購入した。
オーバーブーツ 特注品(Heritage inc.) 断熱材入り。プラスチックブーツとアイゼンを預けて、注文した。オーバーブーツを着用してもしなくても、アイゼンの長さを変更する必要がないジャストサイズだった。
アイゼン Mosar super 12(Sharlet) プラスチックブーツ購入時に相性の良い物を一緒に購入した。
山岳スキー用具 兼用靴:Denali(SCARPA)
板:Tour Cap Guide(ATOMIC)
シール(Montana)、クトー(Flitch)、ビーコン(Tracker)
スキーをする予定だった為、持参。

■登山用具

品目 所持品 一言コメント
伸縮ストック Demo Series(Leki) 参加者にプレゼントされました^^。
ピッケル HL-250 (CAMP) 雪山登山を始めたときに購入したもの。
ハーネス Alpine Bod Sit Harness(Black Diamond) オートルートへ行くときに購入したもの。
カラビナ 安全環付きカラビナ2個(Petzl、Black Diamond)、普通のカラビナ5個(Black Diamond、Simond Chamonixなど)、Ropeman 1個(Wild Country)  
スリング 120cm 2本、240cm 1本  
ロープ 8mm x 10m 結果的には、使用しなかった。
スコップ (Bolle) 共同装備として準備されていたので、不要だった。

■ウェア・衣類

品目 所持品 一言コメント
下着 中厚下着上下(ZeroPoint)
厚手下着上下:Outlast(Phenix)
下着3組(Phenix)
今回、厚手下着を新規購入した。
フリース ポーラテック100プルオーバー(Eider)
ポーラテック200ジャケット&ズボン:Climaplus(MontBell)
 
ゴアテックス Mountain jacket&Mountain bib(the North Face) 上は下着、フリース、薄手のダウンジャケットを内側に着用可。下も、下着、フリース、ダウンズボンを内側に着用可。
ダウン 薄手ダウンジャケット:Extreme Expedition(Eider)
厚手ダウンジャケット(Nike)
ダウンのズボン(Feathered Friends)
薄手のジャケットはテント滞在時、厚手ジャケット(参加者にプレゼントされました^^)は山頂アタック時に使用した。

■手袋

品目 所持品 一言コメント
薄手の手袋 Gore Wind Stopper(Taras Boulba)  
ゴアテックス手袋 ウール手袋2組
ゴアッテクスオーバー手袋(Heritage Inc.)
行動中、晴天の為、ほとんど使用しなかった。個人差あり。
ダウンの手袋 特注オーバーミトン(Heritage Inc.) 行動中、晴天の為、空身で山頂アタックした時のみ使用。
カイロ 使い捨てカイロ:普通サイズ、ミニサイズ、つま先用(各5-10個) 寒さに対して鈍感なのか強いのか、ツアー中、防寒用には使用しなかった(カメラのバッテリー保護目的で使用)。個人差あり。

■靴下

品目 所持品 一言コメント
ウールの靴下 厚手靴下3組(Thoro、Smart Wool) 薄手の靴下も準備したが、使用しなかった。個人差あり。
テントシューズ Gore Dryloft Down Foot Warmer(Mont Bell) あまり使用しなかった。

■頭・首

品目 所持品 一言コメント
スキー帽 ウールの帽子(Laterra)  
ニット帽 ネパール製ニット帽 同行者からもらった物(とっても重宝)
帽子 日差し付きキャップ(Mont Bell) 同行者から借りた物(とっても重宝)
目出帽 ネオプレン素材のもの(Nike)  
ネックウォーマー フリース素材のもの  
サングラス 横にカバーが付いているもの(Uvex)  
鼻ガード 手作り品 現地で、必要性を感じて、テープで作成。なかなかの出来だった。
ゴーグル スキー用のダブルレンズのもの(Zeal)  

■寝具

品目 所持品 一言コメント
寝袋 厳冬期用:ダウン900g(Messner) アコンカグアへ行くときに購入したもの。薄く見えるらしいが、寒さは感じなかった。個人差あり。
寝袋カバー Compact(Humming Bird )  
マットレス Thermarestウルトラライト3/4  
ウレタンマットレス 薄手の銀マット  

■キャンプ用品

品目 所持品 一言コメント
ザック Cerro Torre(80L:Big Horn) 風袋が軽いもの。羽毛の衣類などがかさ高いので、80Lが必要と言われて購入した。実際、必要だった。
スタッフバッグ ゴアッテクスのもの(大、中適量) 荷物を分類、デポなどの際に便利。大サイズ(50-60L)のものを同行者から借りた(重宝)。
圧縮バッグ 羽毛服の収納に便利。同行者から借りた(重宝)。
食器 コップ、スプーン&フォーク、チタン製食器 プラスチック製のふた付きコップを同行者から借りた(重宝)。
日焼け止め Anessa neo sunscreen SPF50(資生堂) 白夜のため、1日中、日焼け止めが必要。いつもと同程度に塗っていたが、鼻の日焼けの度合いからすると紫外線がかなり強いと感じた。
リップクリーム Africamango sun cut SPF15((株)ソニーシーピーラボラトリーズ) SPF30のものが推奨されていたが、見つからなかったので、売られていた中で一番SPFが高いものを購入した。特に問題はなかった。
水筒 ハイドレーションシステム:Camel Pack(2L) 山頂アタック日以外は、小まめに水を摂取すると凍らなかった。夜、お湯を入れて寝袋の中に入れると湯たんぽとして使えた。
テルモス Sahara(1.21L:Tiger) 容量が大きくて軽いもの。
トレッキングシューズ (Nike) 参加者にプレゼントされました^^。パトリオットヒルズ滞在時に使用した。
携帯トイレ 携帯用排尿バッグ(Uribag) インターネット検索で見つけたものであるが、使えた。
◆Infomation◆BCから先のトイレは、大便/小便を分別収集するため、場所が2箇所にわたる。小便用は、地面に穴を掘る(pee hole)のみ。大便用は、周りに壁を作り、地面を掘り下げ、強化袋を敷いて、雪で重しをして作成。実際には、大便用トイレで、Uribagへ尿を集めてpee holeへ捨てていた。男性は不要。パトリオットヒルズでは、屋内にトイレが設置されている。
ナイフ アーミーナイフ  
ヘッドランプ 白夜のため、不要。

■その他

品目 所持品 一言コメント
洗面用品 歯ブラシ、歯磨き粉、ウェットティッシュ、トイレットペーパーなど  
医薬品 鎮痛剤、風邪薬、胃腸薬、絆創膏、テーピング、コンタクトレンズなど 使い捨てコンタクトレンズを浸した液体が凍っていた。今回、初めて1週間連続装用レンズを使用したので、特に、問題は無かったが...
ダッフルバッグ 容量130Lのもの(Mountain Hard Wear) 間口が大きく、シンプルなもの。とにかく、荷物が多かった。手持ちの100Lのダッフルバッグではどうやっても入らなかったので、購入した。
カメラ Fine Pix401、Fine Pix410(Fujifilm)、
リチウム充電式バッテリ4個(プンタアレンス出発時に完全充電したもの)
気温が低いので、カメラが作動するか、バッテリーがもつかどうか不安だったが、ず〜っと(行動中も睡眠中も)、フリースのポケットにバッテリとカメラを入れていたら、南極滞在中、問題は無かった。

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