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No.15 チンボラソ登頂エクスプレス10日間

-Chimborazo (6310m)-
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h1日程

今回は、飛行機の発着が少々遅れた程度で、ほぼ、予定通り進みました。
雪の状態が厳しく(自分の技術範囲を超えていました^^;)、登頂したのは、チンボラソ主峰(6310m)ではなく、手前の西峰(6267m:GPS計測では6221m)になりました。
日付をクリックするとその日の日記が見れます。日記中に出てくる高度はGPSに記録された数字を記載していますので、行程表中の数字とはズレがあります。また、行動中の時刻は、一部、GPSの記録を遡って記載していますので、実際とはずれている箇所があるかもしれません。

日付 行程 備考
12/30(日) 14:30成田空港集合-18:00出発-(DL-056)→14:55アトランタ着-17:30アトランタ発-(DL-195)→22:45キト着 空路、アメリカ経由、エクアドルの首都キトへ。到着後、ホテルへ。1時間30分遅れの出発となったが、予定の便を乗り継いで到着。
Hotel Quito(泊)
12/31(月) キト周辺観光:独立広場、カテドラル、赤道記念碑 終日、キト滞在。
Hotel Quito(泊)
1/1(火) キト-(登山)→ピチンチャ(4,839m)→キト-(車)→リオバンバ 午前中にキト郊外にあるピチンチャへ高所順応を兼ねて登山。その後、チンボラソのベースとなるリオバンバへ。
Hotel Montecarlo(泊)
1/2(水) リオバンバ-(車)→カレル小屋(4,800m)-(登山)→ウィンパー小屋(5,000m)-(5,200mタッチ)-(車)→リオバンバ 車でチンボラソのカレル小屋へ。ウィンパー小屋からさらに上部を往復。その後、車でリオバンバへ。
Hotel Montecarlo(泊)
1/3(木) リオバンバ-(車)→カレル小屋(4,800m)-(登山)→ウィンパー小屋(5,000m) 前日と同じルートをウィンパー小屋へ。
ウィンパー小屋(5,000m)(泊)
1/4(金) ウィンパー小屋-(登山)→チンボラソ山頂(西峰6,267m)→カレル小屋-(車)→リオバンバ 深夜に小屋を出発。チンボラソ山頂アタック。その後、カレル小屋へ下山。車でリオバンバへ。
Hotel Montecarlo(泊)
1/5(土) リオバンバ-(車)→アンバト→キト 車でキトへ。
Hotel Quito(泊)
1/6(日) キト散策:スーパーマーケット、エル・エヒド公園、オリンピックスタジアム、キセントロショッピングセンター、カロリーナ公園
23:40キト発-(DL-195)→
出発まで自由行動。空路、アメリカ経由で帰国の途へ。行き同様、1時間遅れの出発だったが、予定便接続で帰国。
機中(泊)
1/7(月) →0:25グアヤキル着-0:50グアヤキル発→6:40アトランタ着-10:50アトランタ発-(DL-055)→ アメリカで航空便乗り換え
機中(泊)
1/8(火) →14:25成田空港 成田空港到着後、解散。

■12月30日(日) 晴れ後曇り

11:35守谷発-(車)-(谷和原IC-阿見東IC)→12:50 USA Parking-(送迎車)→13:20成田空港着-14:30集合-18:00成田空港発-(DL-056)→14:55アトランタ着-17:30アトランタ発-(DL-195)→22:45キト着-24:00出発-(専用車)→24:15ホテル着
24:30-25:30乾杯(ホテル最上階レストラン)-26:00就寝
Hotel Quito (泊)

何度行っても出発間際は緊張する...忘れ物はないか、事故らないようにetc.余裕をもって家を出て、スムーズに成田空港に到着。集合時間まで1時間以上あるが、待っている間にまずほっとする。
いきなり、16:20発が17:30発に変更の表示が目に留まった。到着が遅れる為らしい。気流の影響で所要時間が短縮され、乗り継ぎは間に合うらしいがこの旅の行く末や如何に^^?
18時に出発。座席毎にモニターがあり、ゲームで暇をつぶし、3食食べて、少し眠っているうちに到着。途中、かなり揺れたが意外と早く到着し、1時間30分の乗り継ぎ時間があった。25分前にDL-195便に乗り込めた!...と思ったら、1時間遅れの出発だった^^;。日本出発と同日に到着したが、イミグレーションでは長蛇の列。あっという間に1時間経過し、ホテルに到着した時には日付が変わっていた。その後、深夜1時で閉店のホテル最上階のバーへなだれ込み、ビールで乾杯~!まだ、体が南米タイムになっていないのか眠くなかったが、一晩寝るとどうなるかなぁ?おやすみなさ~い!!

■12月31日(月) 曇り時々晴れ

6:30起床-シャワー-7:15-8:15朝食
9:10出発-(専用車)→9:20-10:05独立広場、カテドラル→10:15-11:00パネシージョの丘→11:50赤道記念碑-12:10-13:20昼食(Yaravi)-14:00-15:00博物館→15:50ホテル着
16:00-17:30昼寝
18:45-20:00夕食(中華:Restaurant Pekin)
20:30-22:45仮眠-23:00シャワー&明日の準備-23:55-24:55カウントダウン2008(ホテル最上階レストラン)-25:15就寝
Hotel Quito(泊)

今日は市内観光の1日。まず、最初に行った独立広場は、チリのアルマス広場と似ていて、中央にシンボル的な像があり、周りに教会を始めとする建物に囲まれていた。残念ながら世界遺産の教会には入れなかったが、別の教会に入るとお祈りをしている人がおり静粛な感じ。次はパネシージョの丘。遠くから見えていたマリア像を見上げた。キトの街を一望。最後に赤道記念碑。初めて0°の線に行ったが、ちょっと特別な場所に感じた。周辺のお店群で昼食をとり、その後、博物館へ。ここでの実演「水の栓を抜くときの渦が、南半球が右回り、北半球が左回り、赤道上が回らない」を見た。結構、はっきりわかり、科学の不思議を感じた。卵を立てる、力の入り具合が変わるなど盛りだくさん!久しぶりに小学生の理科の実験気分で面白かった。
ホテルに戻ると眠くて夕食まで撃沈...夕食は豪華中華料理だった。行ったのは、Pekinだったが、100m程手前にSHANHAIという同じ中華があり間違う^^;。Pekinが昔からある老舗のようだ。スープから始まり、続々とメニューが出てきて食べすぎ...旅のつき物だけどネ^^;。ホテルに戻ると、また、まず、眠った。23時前から起き出しシャワーを浴びたら、体が起きて、明日のトレッキングの準備を始めた。そして、そして、今日は何と言っても大晦日!カウントダウンを味わおうを24時5分前にホテル最上階のレストランへ。いるわ、いるわ、パーティー中の人がいっぱい!そして、10秒前からカウントダウンが始まり、「Happy New Year!」。街のあちこちに上がる花火や人形を燃やしている(エクアドルの慣習らしい)と思われる火を見ながら、1時間程、お祝いムードに囲まれていた。徐々に暑さと時差にも順応してきたかな?さて、明日からは山歩き始め!!

■1月1日(火) 曇り後雨→曇り

6:00起床-荷物詰め-6:35-7:05朝食
8:10出発-(専用車)→9:30歩き開始(3879m)→12:00-12:45小屋(4568m:昼食)→13:30-13:55ピチンチャ山頂(4780m)→14:15小屋→15:30歩き終了(3827m)-16:05出発-(専用車)→(大渋滞!)→21:40-23:00夕食(中華:Chifa JOYSING)→23:10ホテル着
23:50シャワー-24:40就寝
Hotel Montecarlo(泊)

2008年初動き!高度順応を兼ねたピチンチャ山トレッキング&リオバンバへの移動。当初、予定されていたロープウェイからのアクセスは、山賊が活発なため危険ということで、裏ルートからのアプローチとなった。車で行けるところまで山道を登り、およそ富士山の高さから歩き始め。多少、手足がだるい気はするが、これはいつものことなので気にせず歩き出す。南米に来るといつも感じることだが、でか~い。深呼吸をしながら2時間ほど登ると小屋に到着。ここで昼食。ようやく体が起きてきた(動いてきた)感じで、体が温まった感じがした。その後、山頂までは思っていたより近く楽に感じた。山頂からの展望はガスの中から、たまに、周りの山々が顔をのぞかす感じだったが、街中も霧がかかるのでこんな感じかな?4800mにもかかわらず、思っていたより暖かい感じで、やはり、5000m峰のトレッキングは楽しいなぁ。下山途中、霧雨から雨がパラつき始めたが、何とか雨具を着ずにすんだ。
16時にリオバンバへ向けて出発。予定では3-4時間と言われていたが、途中、日本顔負けの大渋滞!!車で寝ているだけだったので、問題はなかったが、夕食になかなかありつけず腹ペコ。22時にようやく、リオバンバで食事(大衆中華)にありつけた。ホテルに到着したら23時を回っていた。体調は悪くないようで、変な疲れ方はいまのところなし。ゆっくり寝るゾ!

■1月2日(水) 晴れ後曇り

6:45起床-8:30朝食
10:20出発-(専用車)→11:30カレル小屋(4815m)-12:00-13:20昼食-13:20出発-(登山)→14:10ウィンパー小屋(5039m)-(写真タイム!)- 14:50出発→16:10ウィンパー針峰(5292m)→17:05カレル小屋- 17:15出発-(専用車)→18:40ホテル着
シャワー→19:40-21:30夕食(Restaurant La Cabana Montecarlo)→22:45就寝
Hotel Montecarlo(泊)

今日、高所順応第2弾!車でカレル小屋へ出発。天気はなかなか晴れず、チンボラソも裾野しか見えず。カレル小屋へ到着すると、昨日よりは寒かった。到着と同時にオーバーパンツ、ヤッケ着用。アタック日はそれなりに寒いだろうなぁ。お茶を飲んで温まると、体調は良いらしく、さほど高さを感じなかった。さらに、ウィンパー小屋へ出発!雲がかかってチンボラソは見えていなかったのが、小屋に到着する頃にガスが切れ、雲が切れ、姿が見えました!!大撮影大会に!その後、順応のためさらに登った。途中から雪がつき、トレッキングシューズでの雪上歩きで何度か足をとられながらウィンパー針峰まで。そこから、山頂へ続く、ウィンパー稜が続いていた。苦手の下りも何とか無事終了。結構、冷や汗まじり?の汗をかき、体は温まり順応は大丈夫そう。毎度、下りには不安があるがなるようにしかならん^^;!でも、天気だけは良くなって~!

■1月3日(木) 曇り後晴れ

7:00起床-8:30朝食-出発までフリー
11:35出発-(専用車)→12:55カレル小屋(昼食)-14:15出発-(登山)→(休)→15:25ウィンパー小屋
16:30-18:30ティー&夕食(SpO2 80%-HR 84)-18:45就寝
Whymper Hut(5039m)(泊)

今日は、ウィンパー小屋までの移動だけなので、ゆっくりとした一日だった。しかし、わずか一泊だというのに思った以上に荷物がでかくなった^^;。カレル小屋で軽く食べて1時間程ゆっくりと歩いてウィンパー小屋に到着。ここで、夕方4時30分から夕食をとり、寝るのみ。小屋は、寝床は二段ベッドの上段をゆったりと使えて、トイレもあり、暖かく快適だった。ゆっくりではあるが、食べ物もつまむことができ、思った以上に体調良く、ミウラBCの効果ありか?!今日は、眠れそうな予感^^。
効果あり?!と思わせた現象:1)標高2800m(通常、苦手な高さ)のキトに到着した時に、いつものけだるさを感じなかった。2)ピチンチャ登頂日に車で富士山と同じ高さまで入ったにもかかわらず、手足のだるさ・しびれ感が軽かった。など。
会話の中で、普段の生活では、「冬眠」してるんじゃないかと言われ、妙に納得してしまった^^。出発前に「冬眠」を目覚めさせることで、現地では、元気でいられるというわけです^^;。

■1月4日(金) 晴れ

1/3 22:00起床(SpO2 74%-HR 102)-23:40出発-(登山)→1/4 0:45休憩(5215m)→1:20アイゼン取り付け(5304m)-(アンザイレン)→1:55急斜面へ(5373m)→2:40稜線(西稜ルートへ)(5539m)→3:20氷河とりつき(5601m)-(待ち)→4:13氷登終了(5661m)→5:58休憩(??m)→(ザイルパートナー下山、ガイド交代)→7:57休憩(??m)→8:55チンボラソ西峰(6221m)登頂(写真、全く撮らず)-9:00下山開始→9:28休憩(6136m)→10:17休憩(6012m)→10:42休憩(5915m)→12:23氷壁(5653m:懸垂下降ポイント、ザック預ける)→(落石に気をつけながら、慎重に下山。かなり時間がかかる)→15:05-15:20アイゼン取り外し(5257m)→16:20ウィンパー小屋(荷物ピックアップ)-17:10出発→17:45カレル小屋-18:00出発-(専用車)→19:30ホテル着
シャワー→20:40-22:40夕食(Restsaurant Sierra Nevada)→23:00就寝
Hotel Montecarlo(泊)

長い1日の始まり。幸い、朝、起きたときの目覚めは良かった(ミウラBCでの4500mの目覚めよりは格段に^^)。スタート時は、無風でさほど寒くなく、快調に出発。一度、休憩をして、5300m地点でアイゼン取り付け。初めは、ほとんど土の上をガツガツと歩き、しばらくしてから雪がお目見え。ここからハードな1日となった。
今回、7人に対して、現地ガイド4名(チーフのハイメさん、ホセさん、イワンさん、フランシスコさん)+近藤さんがついた。最初、現地ガイド1名に対して1-2名が連なり4編成でスタートした。私ともう1名が、現地ガイドフランシスコさんについた。ここで、さほど、寒かったわけでもないが、衣類を着脱したりする余裕がこの先ないかもしれないと思い、ダウンジャケット、ダウンミトンを着用した(後から思えば、やはり、余裕がなかったので、正解。おかげで、寒さを感じる瞬間はなかった)。いきなり、結構な急斜面が続き、稜線(5539m)に出るまでに既におっかなかった。そんな風だったので、先頭を歩いていたが、フランシスコさんが他のチームを待ち、我々の状況を確認(あまり、英語が得意なガイドではなかった)。この時点で、出発前に発表されたチーム編成が既に異なっているようだった(既に5編成になっていた)。とりあえず、前進。
氷河のとりつき(5600m)では、硬い氷の斜面で(夜明け前は見えなかったが)、フィックスロープを登ることすら私には手も足も出ず、とにかく「登れ~!」の声がとんだ。上から引っ張られるようにして何とか登り切った。登り切ったところで、「今日はここまでかなぁ・・・」と思ったくらいだった(ところが、続行^^;)。この一登り、結構、手足にきて、一瞬だるかった。
しばらく、雪の斜面を登っていくと私は少し落ち着いてきたが、ザイルのパートナーは調子が悪くなり下山することに。ここで、近藤さんが上から降りてきてピックアップしてくれてガイド変更。 交代してしばらくは、順調に登り、先行していたグループを追い抜かす勢いだったが、最後にそのつけが来た気が^^;...呼吸が速くなり、下りが気になり始めた。ザイルを結んでから水をとる余裕がなくなっていたのも敗因のような(キャメルパックも、もちろん凍結!)。斜面上ではなかなか休憩をとれる場もなく、「山頂までどのくらいかなぁ?」と思ってもわからず、ついていくのみ。高さにして残り100mくらいか、斜度が緩んでからが長く感じた。8時55分、ようやく西峰(6221m)に到着。山頂は雲に囲まれ視界もなく、写真を撮る気力もなく何もできなかった。今回、アイゼンを取り付けてから、頂上、さらに下山の休憩ポイントまで全く写真を撮らなかった(撮る余裕がなかった)。
とっとと下山を開始したが、思ったとおり、下りは大ブレーキ。アコンカグアに登った時と同じ症状が出た。首が痛くて、斜面を下る時に、正面を見ることができず、真下に首をうなだれるか天を仰ぐしかなくなり、何を言われても応答ができなくなるような...登頂したのは2番目だったが、後続にどんどん抜かれ...目的地が見えても全く頑張れなくなった。
夜中のアイスクライミングポイントは、懸垂下降で降り、そこからはザックを持ってもらうことに...空身になっても、アイゼンをつけている間は、全くスピードが上がらず。稜線が終わり、雪が少なくなると、斜面の落石が頻繁に起こり、先行する人達もなかなか前進できず。ピンポン玉のように石が跳ねて落ちてきた。アイゼンを取り外してようやく休まずに歩けるようになった。
16時20分、ビリッけつでようやくウィンパー小屋に到着。疲労困憊だったけど、無事、戻れて一安心。お腹は空いているはずだけど、食べる気にはならず、とりあえず、飲み物を飲んで休息。今日中にホテルまで戻るため、荷物をまとめなければならなかった。ザックとスタッフバッグの全荷物はドライバーのマルコーさんがカレル小屋まで運んでくれた。車に乗り込むとホテルに到着するまで1時間程、撃沈したようで全く記憶がない...^^;
盛大に夕食で盛り上がりたいところだけど、眠気には勝てなかった。ワインはなめる程度、ビールはとりあえず形だけ、食事も全て一口づつ手をつけることしかできなかった。部屋に戻ると荷物をぶちまけたまま、即寝zzz。

■1月5日(土) 曇り

6:30起床-荷物詰め-8:30朝食
11:40出発-(専用車)→11:50-12:05 4月21日公園(お祭り!)→13:00アンバト(昼食:クイの肉)→17:00ホテル着
18:30-19:00乾杯(ホテル最上階レストラン)-19:25ヨッシー&ケイさん見送り
20:15-21:45夕食(寿司:NOE sushi bar)
22:00就寝
Hotel Quito(泊)

今日は、リオバンバからキトへ移動。出発前に、昨日、荷物を持ってくれたドライバーのマルコーさんに、今回使用していたアイゼンをプレゼントした。登山が好きで、ピチンチャは登りたくて一緒に登ったらしく、チンボラソは道具を持っていないから登れないという理由もあるということを聞いたので(私自身、次に使用する予定が決まっているわけでもなく、また、以前から、軽いアイゼンが欲しかったのです^^)。戻る道中、色々と楽しめた。まず、リオバンバでは市政誕生を祝うお祭りがあり、4月21日公園に大勢の人が繰り出していた。この公園からチンボラソが見えるらしいが、今日は雲の中。昨日より天気が悪そう...
昼はアンバトでクイ(モルモット)を食べた。クイの丸焼きの姿を見るとグロくも見えるが、食べると意外にいける^^!
キトに到着して、1日早く帰国するヨッシー&ケイさんを見送った後、夕食へ。今日は、日本食の寿司だった。比較的新しいお店らしく、結構おいしく食が進んだ。が、ホテルへ戻ると一気に疲れが出てバタンキューzzz。

■1月6日(日) 晴れ後曇り

7:00起床-8:00-9:45朝食
10:25-13:50市街地散策(ホテル→スーパーマーケット→エル・エヒド公園(露店巡り)→Tatoo outdoor店→ホテル)→14:30-17:00市街地散策2(ホテル→オリンピックスタジアム→キセントロショッピングセンター→カロリーナ公園→ホテル)
18:30-20:00飲み(ホテル最上階レストラン)
20:15出発-(専用車)→20:30空港-23:40空港発-(DL-195)→
機中(泊)

今日はエクアドル最終日。空港出発まで自由行動となった。どうしようかと思ったが、ホテル周辺の新市街地を散策することに。ホテルでエリアマップをもらい、地球の歩き方をさくっと読んで、まずは、スーパーマーケットではちみつティーを購入した。次に、エル・エヒド公園へ向かい、到着すると沢山の露店(軽く100店舗?)があり、思いのほか楽しめた。見ているうちにアルパカ製品を買う気になった。同じようで少しづつデザインが違うようで、数店にわたり、「いくら?」と聞いて歩くと大体17-8ドルだった。買う気になったところで、値切り交渉^^。最初18ドルと言われ、渋る表情を見せると「いくらで買う?」と言ってきたので、(落としどころは15ドルくらいかと)「13ドル!」と答えると、さすがにダメで16ドルと言ってきたので「15ドルなら...」ということで決まり。
一旦、ホテルへ戻り、今度は、オリンピック公園からキセントロショッピングセンターへ。多くの人で溢れ返っていた。今回の皆さんの写真をもらおうと保存用のCD-Rを購入し、アイスを食べて休憩。帰りは巨大なカロリーナ公園沿いを歩いてホテルへ戻った。キトの街は通りの表示がはっきりとしていて歩きやすかった。ホテルに戻ったら、セーフティーボックスのキーをなくしたかと一瞬、焦ったが^^;、部屋に戻って鞄をひっくり返すと見つかりほっとした(もし、見つからなかったら50ドル支払って鍵を壊すことになるらしい)。各人、それぞれ、1日過ごしたようで、夜7時前にホテルの最上階レストランへ集合し、最後の一杯^^!あとは、日本へ戻るだけなんだなぁ・・・
空港へ到着すると、帰りの便も遅延らしい...

■1月7日(月) 晴れ

→0:25グアヤキル着-0:50グアヤキル発-(DL-195)→6:40アトランタ着-10:50アトランタ発-(DL-055)→
機中(泊)

DL-195便は、アトランタ→キト→グアヤキルの3点を循環しているようで、帰りは、グアヤキルで一度、下ろされた。この時、気持ち良く眠っていたので、降りるのが面倒でつらかった。再度、乗り込むと、スナックサービスにも気づかず、朝食まで眠っていた。遅れての出発だったが、アトランタでは少し時間の余裕があり、最後のメンバーとの歓談時間だった。日本への便に乗り込むと、日本語が耳に入ってくる世界になり、「あぁ、帰ってしまうぅ・・・明日から仕事だぁ・・・」という思いが押し寄せてきた。

■1月8日(火) 晴れ

→14:25成田着-15:20成田発-(送迎車)→15:30 USAパーキング-15:40パーキング発-(車)→17:10守谷着
無事、帰宅。飛行機の中で、寝たおしたにもかかわらず、眠い!!家に帰ったら、まず、一眠り。夜、一旦、起きたら、目が冴えてきた。しばらく、時差ボケ!かな?
ツアーの感想
○ミウラBCでの低酸素室睡眠トレーニングでは苦しんだが、その分、現地では元気で、効果はあったかナ?!でも、低酸素室トレーニング中の血中酸素飽和度の変動(30%を切って、気分が悪い状態が続く)は、体に良いとは思えないので、あまり、好きにはなれない。次、実施することがあれば、運動負荷を加えて少し心拍数を上げてから眠ってみたい。
○募集要項でイメージした技術レベルをはるかに超えるものであった気がするが、6000m峰ともなると自然条件により異なるので仕方がないか?!今後、雪山ツアーに参加することがあれば、少し修行を積んで参加すべきと痛感(今後、しばらくはない気もする^^;)。体力と高さはあまり気にならなかったが、技術に対する不安が大きかった。本当に今回は多くのガイドのサポートのおかげで登ることができた。氷の斜面を引っ張り上げてくれたフランシスコさん、大ブレーキの下りを静かに支えていてくれた近藤さん、ザックを持ってくれたホセさん、ハイメさん、皆さんありがとうございました。
○アコンカグアと同様の下りでの急ブレーキは、技術面が向上すれば、解消されるのか?!あの首の筋肉痛は何が原因で起こるんだろう??(ダウンジャケット着用?高さ?緊張?疲労?酸欠??)とにかく、頭と体がバラバラで、頭から体に指令がいかない感覚。。。6000m峰はしばらくいいやという心境...(どうやら、私にとって、3000m前後の第一関門の次に6000mに第二関門があるようだ)

など、色々と自分分析をしたツアーだった。