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No.17 アルプス最高峰モンブラングランパラディソ登頂&滑降9日間

Mont Blanc (4,810m)Gran Paradiso (4,061m)
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当初の予定はモンブラン登頂&滑降でしたが、シャモニーに入ってから積雪があり、変更を余儀なくされました。でも、代替のグランパラディソ登頂&滑降が大当たり!最高の天気と雪質を満喫することができました。さらに、ゲレンデでパウダー三昧というおまけつき^^!終わってみれば非常に滑りが充実したツアーでした。
日付をクリックするとその日の日記が見れます

日付 行程 備考
4/25(土)
8:55成田空港集合-10:55成田空港出発-(BA-006)→17:30ヒースロー空港発-(BA-736)→20:15ジュネーブ空港着-(送迎車)→シャモニー着 空路、ジュネーブへ。到着後、送迎車で国境を越え、モンブランの麓の町シャモニーへ。
4/26(日)
シャモニー滞在:ブレバンスキー場 シャモニーのゲレンデでスキー(時差ぼけ解消と足慣らし)
4/27(月)
シャモニー滞在:グランモンテスキー場 シャモニーのゲレンデでスキー(時差ぼけ解消と足慣らし)
4/28(火)
シャモニー滞在:グランモンテスキー場 悪天候の為、BCエリアへ出れず。ただし、スキー場で新雪三昧。
4/29(水)
シャモニー滞在:自由行動。エギュイ・ドゥ・ミディ 悪天候の為、天候予備日とし、一日自由行動。モンブラン登頂&滑降よりグランパラディソ登頂&滑降へ変更。
4/30(木)
シャモニー-(送迎車)→クールマイユール→駐車場(登山口)-(シール登行)→エマヌエル2世小屋 シャモニーを出発し、車でグランパラディソ麓の駐車場まで。シール登行でエマヌエル2世小屋へ。
エマヌエル2世小屋(泊)
5/1(金)
エマヌエル2世小屋-(シール登行)→グランパラディソ山頂(4061m)-(滑降)→エマヌエル2世小屋→駐車場-(送迎車)→シャモニー 早朝、グランパラディソ登頂を目指してエマヌエル2世小屋を出発。登頂後、小屋を経由して駐車場までの大滑降。
5/2(土)
シャモニー-(送迎車)→10:15ジュネーブ空港発-(BA-725)→13:45ヒースロー空港発-(BA-005)→ 送迎車にてジュネーブ空港へ。空路、帰国の途に。
機内(泊)
5/3(日)
→9:10成田空港 到着後、解散

■4月25日(土) 雨

6:30守谷発-(車)→7:50 USA Parking-8:30発-(送迎車)→8:40成田空港-8:55集合-10:55成田空港発-(BA-006)→14:35ヒースロー空港-17:55発-(BA-736)→20:15ジュネーブ空港着-21:05発-(送迎車)→22:10ホテルバレ・ブランシュ着
シャワー-23:15就寝

朝、予定通り、6時30分に出発し、順調にUSAパーキングに到着。常磐道つくばJCからの圏央道がIC1つ延長(阿見東IC~稲敷IC)され、所要時間が短縮された。成田空港まで少しづつ近付いてるなぁ。ところが、パーキングがいまだかつて見たことがない混雑!受付までしばらく車内で待機し、車を降りてからも列に並び、約40分かかりようやく脱出できた。今まで、GW初日に出発したことはなかったナ~。
成田空港の集合場所である受付カウンターでメンバーの顔合わせをし、今回のツアーは、女3男3の計6名。女性3名は、国内のBCツアーで会ったことがあり、申し込み後にAG社から話に聞いて知っていた。男性3名は、初めて会う方々だった。ツアーリーダーの杉本水生さんは、国内BCツアーや昨夏のツール・ド・モンブランツアーでお世話になっている顔馴染みで、ジュネーブ空港で合流予定。さて、どんな旅になるか楽しみ!
ヒースロー空港に順調に到着し、乗り継ぎ便に移動しようとするも、なかなかgateの表示が出ない!遅れるか?!と思ったら、16時45分頃、ようやく表示が出た。予定通り、搭乗が始まり、少し遅れたが離陸した。とにかく、眠くて食べる時以外は寝てた。ほぼ、定刻にジュネーブ到着。1人の板がジュネーブに届かなかったハプニング(翌日にホテルに届いた)はあったが、22時10分にホテルに到着~。足だる~、象足だ~~...初日終了~。

■4月26日(日) 曇り

5:50起床-準備-7:10-8:00朝食
9:15出発-(徒歩)→スネルスポーツ→9:35ブレバンスキー場着
10:00-11:25足慣らし
11:25-12:25昼食(Bar Vente A Emporter)
12:25-14:30足慣らし

14:50ブレバンスキー場発-(徒歩)→15:00-16:30スネルスポーツ→ホテル
17:30-19:10夕食(La Taverne de Chamoney)-19:30-20:45ホテルでだべり-21:10就寝

(左)ブレバンスキー場
朝から空はどんより。曇天。9時過ぎにホテルを出発し、ブレバンスキー場へ(今日が最終営業日らしい...)。ロープウェイで上がり、到着したところは、工事現場?!みたいな印象(雪が少なく、泥ドロだったもので^^;)。それでも、雪はつながっていて足慣らし開始。雪質は、ま~、滑り易いかな。今日は空身で滑る分には特に支障なし。でも、いまいち不安の現在の板とブーツ。耐えられるスピードがなかなか上がらない。
スキー場から戻ってから、スネルスポーツで兼用靴を物色(日本を出発する直前から買いたくなっていた)...ガルモント数種類、ブラックダイアモンド1種類が候補に挙がった。しかし、サイズが微妙で、今日は見送り。値段もEUR 469の30%offらしくお得感あり...う~ん、悩みどころだけど、買いたい。

■4月27日(月) 雨(スキー場:雪)

6:00起床-シャワー7:00-8:00朝食
9:30出発-(徒歩)→9:36バス停-(バス)→9:47グランモンテスキー場着-(ロープウェイ)→中間駅(Lognan)着
①Lognan-(ロープウェイ)→Bochard(2765m)-(滑降:Bochardコース)→Lognan
②Lognan-(ロープウェイ)→Grands Montets(3275m)-(滑降:Point de vueコース)→Lognan
12:15-13:15昼食(Serac Lognan)
③Lognan-(ロープウェイ)→Grands Montets(3275m)-(滑降:Pylones~Combesコース)→Lognan

中間駅(Lognan)発-(ロープウェイ)→15:25グランモンテスキー場発-(バス)→15:35バス停-(徒歩)→15:45ホテル
シャワー16:05-18:40スネルスポーツ(買い物)-行動食購入(Petit Casino)-19:00-21:30夕食(Le Monchu)-22:00就寝

(左)グランモンテスキー場
今日、街はあいにくの雨。足慣らしでスキー場へ行くのもテンション↓↓。しかし、スキーパス3日券を購入していたこともあり、駄目元でグランモンテスキー場へ。ところが、ロープウェイ中間駅まで来ると雪世界。Bochard、Grands Montetsへさらに上がると新雪が...!正直、今シーズン初めてに近い新雪。滑りに不安があったが、今日は、ブーツと板と自分のバランスが良く、購入してから一番の滑りだった気がした。視界が悪いのは残念だったが、滑っていて気持ちが良かった^^V!グランモンテからの2本は最高だった。
16時前にホテルに戻り、シャワーを浴びてから街を散策。昨日に続き、スネルスポーツへ。ウェアーのコーナーへ行き、Arcterixのwind stopperジャケットを衝動買い。神田さんがお店にいらしたので、ブラックダイアモンドの兼用靴について尋ねてみた(噂によると来シーズンから日本に登場するらしい)。評判は良いとのことで、値段も日本より安そうなので、即、買い決定!!本当は兼用靴は割引対象ではなかったらしいが、昨日、30%offと言われたと神田さんに言ったら...「よっしゃ、じゃ、30%offにしてやるよ!」の返事が返って来た。...というわけで、EUR 469 x 0.7 = 328.30なり。日本円にして43,474円。さらに、免税対象となり、EUR 53.8分バックされるらしい。...てことは、余裕で4万円切るってこと?!これは、儲けもの!!(足にあえばね...^^;)
夕食は、昨夏も行ったLe Monchu。名物?の石焼きの焼肉を食べた。肉を焼きながら、メンバーがかなり打ち解けた気がした^^。

■4月28日(火) 雨後曇り

6:00起床-7:00-7:50朝食
8:45出発-(送迎車)→8:55グランモンテスキー場着-(ロープウェイ)→中間駅(Lognan)
①Lognan-(ロープウェイ)→Bochard(2765m)-(滑降:Bochard~Combesコース)→Lognan
②Lognan-(ロープウェイ)→Grands Montets(3275m)-(滑降:Point de vueコース)→Lognan
③Lognan-(ロープウェイ)→Grands Montets(3275m)-(滑降:Pylones~Blanchotsコース)→Lognan

中間駅発-(ロープウェイ)→15:25グランモンテスキー場発-(バス)→15:40バス停-(徒歩)→スネルスポーツ→16:15ホテル
シャワー-18:00夕食(雪国)-21:00二次会-22:10三次会-23:00ホテル-23:35就寝

(左)グランモンテスキー場にてパウダー三昧
今日もシャモニーの町は雨。本来、足慣らしを終え、バレ・ブランシュへBCの予定だったが、昨日からの積雪で無理なので、昨日に続き再びグランモンテスキー場へ!可能なら、アルジェンチエール氷河へ行くということにはなっていたが、雪が多く視界が悪く、ほとんどゲレンデから外へはいけなかった。しかし、昨日以上の冬世界で、上部はパウダー三昧。本格的なパウダーを滑るのに、正直、不安があったが、昨日購入したブラックダイアモンドの兼用靴のおかげ?で、思いのほか滑れた。何というのか安定感があり、パウダーの滑りも要領がわかり、3本目は一番面白かった。一日にこんなにパウダーを滑ったのは初めてだった。最高~!!兼用靴、4足目にして当たりかな?あとは、登りを試さないと...。
夕食は、中華レストラン「雪国」へ。今回、6人いたので、数多くのメニューを頼んで一口づつ色々なものが食べられた。さすがに全ては覚えておらず、写真を撮るのも忘れていた^^;。
実は、この数日間の積雪により、モンブランを目指すのは無理との見解が昨日の時点で出ていた。さらに、明日の天気も回復しない見込みで、天候予備日を明日に繰り上げ、明後日から1泊2日でグランパラディソ登頂&滑降代替プランが提案された。参加者全員一致で、グランパラディソ登頂&滑降プランに同意した。明日がオフということもあり、夕食後、希望者で二次会(ビールorコーヒー)、三次会(チョコパ)といき、23時にホテルに戻った。

■4月29日(水) 雨

6:30起床-7:00-8:00朝食-だらだら
9:00-12:00フリー(街中を散策)
12:00-12:50昼食(La Vartabel)-13:00-14:00ケーキ&お茶-14:15ホテル
14:40ホテル発-(徒歩)→15:00ロープウェイ乗り場-(ロープウェイ)→15:25エギュイ・ドゥ・ミディ着-(お茶、展望台見学)-17:00発-(ロープウェイ)→17:25シャモニー→スーパー→17:45ホテル着
準備-19:00-20:45夕食(La Mouchu)-準備-22:15就寝

(左)エギュイ・ドゥ・ミディ展望台:展望なし
今日も雨か...なかなか、山も見えず。9時に一旦、集合するも午前中どこかへ行くという気にもならずフリー。午前中、山は一向に姿を見せず、気温は低く寒い(5度以下)!明日から山は大丈夫?という気すらした。シャモニーの街中をゆ~っくり一周して、一旦ホテルに戻り昼食へ。昼食を食べている途中からようやく青空がお目見え!今度こそ、本物?!...と思って、エギュイ・デゥ・ミディへ行くことにした。ところが!ホテルを出る時には再び雲が出て、ロープウェイが出発する頃には吹雪。街にも雪が舞った!!全くもってすごい!ミディでは高度順応と称してお茶。1時間半程粘ったが、残念ながら展望はほとんどなし。
夕食は、小雨がぱらついていたので、再びLe Monchu。ホテルに戻ってから、本格的に明日からの準備。今日一日、何だか眠いというのかあまり体調が良くないのか?準備も要領が悪く、ほどほどで眠ることに。

■4月30日(木) 快晴

6:00起床-シャワー-7:00-7:45朝食
8:30出発(Takayoさんと合流)-(送迎車)→クールマイユール(Gigiと合流)→10:20グランパラディソ麓の駐車場(Alberto、Nicolasと合流)-10:45出発-(シール登行)→(休)→12:50-13:00(休)→14:50エマヌエル2世小屋Refugio Vittorio Emanuele II(2,735m)
ビール、日なたぼっこ-19:00-20:30夕食-お茶-21:45就寝
エマヌエル2世小屋(泊)

(左)エマヌエル2世小屋にて:本日、快晴!
遂に晴れた!ホテルの窓から初めてモンブランを初めとする山がお目見え。予定通り、クールマイユールへ向かい、3名のガイドと合流した。車の中から見える空、山、木々、全ての物に感動!!山道に入ると、この数日間に降った雪が綺麗に除雪されており、しばらく行くと国立公園内らしく綺麗に整備された駐車場に到着した。本当は、板を担ぐこともあるそうだが、積雪のおかげで登山口からシールで登れた。天気が良いのでピクニック気分でのんびりと...と思ったら意外と急な斜面が続き、久しぶりにキックターンの連続。ヨーロッパだ~と感じた。まだ、雪が硬く、デブリを通過するのにピッケルで道を作ってもらったり、つぼ足でトラバースしたりして、ようやく、広い斜面が出てきた。ここから、エンジン全開といきたいところだったが全身がだるい...標高のせい(ちょっと低い気もする...)?今日もあまり体調が良くない気がした。
約4時間の行動で小屋に到着した時は、腕がだるいし、息もあがっていた。でも、晴れているおかげで、ま~ったりしているうちに少しづつ回復した。夕食のミネストローネ、肉、プリンは一通り食べられた。食後、消灯前までコーヒーを飲みながら、他の日本人宿泊者と少し話をすることができた。その人達は、毎年、ヨーロッパへ来ているらしく、毎回同じガイドさんにガイドを頼んでいるようだった。今回は、モンテローザを目指してきたそうだが、やはり、積雪のため、グランパラディソに変更となったそうだ。

■5月1日(金) 快晴

5:15起床-5:30-6:00朝食
6:40出発-(シール登行)→7:53-8:00(休)→8:48-8:53(休)→9:54-10:05(休)→11:12-11:34稜線(4024m)-(アイゼン、アンザイレン)→11:55-12:08グランパラディソ(4061m)→12:20-12:35稜線-(スキー大滑降!!)→13:21-13:50エマヌエル2世小屋(休)-(滑降)-(横滑り)→15:05麓の駐車場
ビールで乾杯!-16:10出発-(送迎車)→クールマイユール→17:40ホテル着
シャワー-19:00-21:00夕食(Brasserie L'M)-二次会-22:45ホテル-23:30就寝

(左)グランパラディソ:皆で登頂しました!
5時半に起きたら、今日も天気良さそう^^。6時半の出発時にはもう明るく、ヘッドランプは不要だった。登っていく斜面は、当分、日が当たらなさそうだったので、とりあえず、全ての衣類を着こんで出発した。昨日、体調がいまいちだったのでどうかなぁと思ったが、絶好調!とはいかなかったが、着いていくのに問題はなかったので、今回はま~こんな感じだなぁと思いながら進んだ。日陰の斜面をトレースに沿って登っていくと途中から雪質が良さげで滑りを考えるとワクワク^^!最後の稜線手前の登りに差しかかる前でようやく日が当たり、体が暖まった気がしたが、日が当たるとやはり暑く、ここまでの日陰は体力温存には良かったのかもしれない。稜線に到着すると、板と荷物をデポして、アイゼンをとりつけ、アンザイレンで山頂まで。アイゼンで歩くと足が軽い!スキーで登るのって大変なんだと実感。山頂に到着すると...これぞ、快晴無風!360度大・大・大パノラマ!ガイドさん達もこんなに良い天気でかつ雪が白くて綺麗なのは初めてだと言っていた。
稜線まで戻ると、いよいよ滑降へ。昼をすぎ、上部の雪もほどよく緩み、皆、一斉にはずむように滑って行った!しかし、富士山より標高は高く、止まると息がはずんだ。雪質も滑り易く、どんどんいくと、途中、パウダーが登場!もう、皆、ハイテンション!!小屋まで5時間近くかけて登ったところを1時間。今までの山岳スキーの中で一番コンディションの良い雪のような気がした。小屋でお昼を食べたいところだったが、雪質が緩み雪崩れの危険が増すということで、荷物をピックアップして少し休憩して、再スタートした。さすがに雪質は重くなり、クラストしたり、ザクザクだったり、滑りにくくなっていったが、それでも、あらゆる雪質を楽しんでいる気がした^^。最後はデブリを横滑りで下り、駐車場に到着。車の多さに驚いた!ガイドさん達とビールで乾杯をしてお別れした。モンブラン代替プランのグランパラディソだったが、最高の1日、最高のツアーだった。
シャモニーに戻ったら、モンブランは雲に隠れていた。お天気も気温こそ暖かくなっていたが、さほど良い天気だとは感じなかった。シャワーを浴びてすっきりとした後、最後の夕食へ繰り出した。昨夏のツール・ド・モンブランツアーの最終日にも利用したBrasserie L'M。朝のパン以外、ほとんど何も食べていなかったので、何を食べても美味しかった^^。最後の夜ということで、帰り仕度をしないといけないとわかっていながらも、女子3人組はお茶をしにもう1件。ホテルに戻ると睡魔には勝てず、朝4時起きを誓って寝ることにZzz...

■5月2日(土) 晴れ

4:00起床-荷物詰め-6:00-6:20朝食
6:30出発-(送迎車)→免税手続き→7:45ジュネーブ空港着-10:15発-(BA-725)→10:45ヒースロー空港着-14:05発-(BA-005)→
機中(泊)

無事、朝、4時に起きて、荷物を詰め始めた。預け荷物と手荷物に入れるべき物を間違えないように気をつけるとあとはどんな形であれ、ポイポイと鞄の中に詰め込むのみ。意外と早く片付いたので、5時45分まで一眠り。それから、朝食までにスキーケースにスキー板を入れてまとめて出来上がり!朝食後に外に出ると、初めてモンブランが見え、ちょうど朝日に当たっていた。ようやく、シャモニーからモンブランを見ることができたと思ったら...もう、帰る時間^^;。でも、一目見れて良かったかな。
ジュネーブ空港へ向かう途中、ジャケットと兼用靴の免税手続きを行った。神田さんが空港までの送迎を行って下さったおかげで、書類と実際の物を見せるだけであっという間に終了(助かった...)。ジュネーブ空港に到着すると、人が少ない!チェックインと荷物預けをすませて、ここで、神田さん、水生君とお別れ。ここまでは、最高のツアーだった。あとは、飛行機を予定通りに乗り継いで、日本に到着することと世間を騒がせている「新型(豚)インフルエンザ」。ヒースロー空港では、3時間近く待ち時間があったが、昨夏のことを考えると余裕があって良い気がした。ヒースローからの便も空席があり、3日に日本へ帰国する人はそれほど多くない気がした。無事、BA-005便が離陸し、食事後は機内も暗くなり、ひたすら眠った。

■5月3日(日) 晴れ

→9:05成田空港着-9:55出発-(送迎車)→10:05 USA Parking-10:10出発-(車)→11:40守谷着
定刻に成田空港に到着。思ったとおり、日本への帰国者はそれほど多くなく、ただ、マスクをしている人がちらほらと見受けられた。豚インフルエンザに対しては、検疫所で健康状態の質問票の提出が義務付けられたが、それ以外に特に指示もなく、余分に時間を費やすこともなかった。駐車場もそれほど混雑はしておらず、ピーク前に帰国できて良かった気がした。いつもなら、翌日から仕事ということも多いが、今回は3日間たっぷり休養期間があり、楽チン!ゆっくり眠るぞ!
ツアーの感想
○季節外れの大雪で、モンブラン登頂&滑降は早々に無理との判断が下されたが、終わってみれば、グランパラディソ登頂&滑降+ゲレンデ新雪三昧と、非常に滑りの充実したツアーだった。雪女と晴れ女の絶妙なコラボレーションということでおちをつけた。
○モンブラン登頂&滑降について話を聞いていると、アタック日の登りは最低8時間(標準は??)とか、セラック帯があり、行動は常に緊張の連続とか危険とか...あまり良い意見が聞こえてこなかった。イメージとは開きがあるか?!(実際に登ってみないとわからないところもあるが...)

ブラックダイアモンド兼用靴(SHIVA)の感想(おまけ!)
(右)シャモニーで購入した兼用靴SHIVA
グランパラディソ登頂&滑降で利用した結論は、非常に良かった。これまでのブーツと比較してだが、滑りは安定した。足裏が3倍くらい広がったような感覚と、上体がぶれても持ちこたえられる(こけない)ような感じがした。登りは、靴を脱いでみると踵の皮膚がふやけてはいたが、行動中、全く痛みも当たる箇所もなく快適だった。足首の可動域も広く柔らかい気がした。さらに、インナーブーツが細い糸で締めることができ、その調整がダイアル式なのも良い気がした。自分には、これまで購入した兼用靴の中で一番好印象^^V。