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立山
(2010.5.1-2010.5.3)

参加者:18名
ガイド:高橋玉樹さん、田中敦さん他2名(アドベンチャーガイズ)

2010.5.1 晴れ
千畳敷(2010.4.29-2010.4.30)から移動→16:40黒部観光ホテル着(泊)
17:30夕食−お風呂−23:00就寝
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5:30起床−6:00朝食(おにぎり)
6:25出発−(車)→6:45扇沢駐車場
7:30出発−(アルペンルート)→9:10-9:20室堂ターミナル−(シール歩行)→9:30立山室堂山荘(泊)
10:05-10:45フリー(室堂山荘正面の斜面)−昼食
13:15出発−(シール登行)→13:40(休)→13:55(休)→14:58-15:15稜線(2,827m)→15:20-15:40浄土山山頂(2,843m)−(滑降)→16:05室堂山荘
お風呂−18:00夕食−飲み-23:00就寝


天気は回復し、数日前の積雪のおかげで雪が多く、最高の滑りだった。3日間の行程は、浄土山、立山川、龍王岳&タンボ平と盛りだくさんだった。
→:シール登行→:スキー滑降、滑走(※フレームをスクロールすると軌跡が出てきます。)
たっぷりと睡眠をとり、7時前に扇沢に到着。しかし、無料駐車場は既に満車のため有料へ(トホホ...3日で3,000円也)。7時代から観光バスが入ってきていたので、7時半のトロリーバスで上に上がることに...意外とすんなり室堂に到着した。雪が降っただけあり、白い!
扇沢 黒部湖 タンボ平
室堂到着!雲の動きがあるがとりあえず晴れ!
集合時間まで時間があるので集合前に滑ることに。30分登って滑り降りようと決めて室堂山荘の正面を1本。1番乗りで気持ち良く滑れて大満足^^。ちょうど、ツアーのメンバーも室堂山荘に到着しており、部屋に入りゆっくりと昼食をとった。今回は、千畳敷で高度順応もできているので体調良好。
 
室堂ターミナルを見下ろす 1番乗り(部のラインが見えるかな?)  
13時からツアー開始。一ノ越方向へ登り出し、どこへ行くのかなと思ったら、途中から右側へ方向を変え浄土山へ。山頂手前の急登でスノーシュー組は上がれたがシール組はちょっと苦戦...クトーを持っていない人は板を外して直登し始めた。見ていて大変そうだった^^;。板を外すのが嫌だったので、クトーを装着してキックターンで登ることにした。終ってみれば、直登ラインの左側が硬く、右側が柔らかい雪だった(ので、もう少し右側を登ればシールだけで行けたか?)。全員、無事、登り切り、二手に分かれて滑ることに。時間の経過と共に視界が悪くなったのが少し残念だったが、雪質は良く足慣らしには十分だった。しかし、今日はよくGPSがロスト状態になったなぁ...(登り、下り共に一部切れてます)。
浄土山方向へ登ってます この後、スキーヤーが登りで苦戦 急斜面終了
浄土山からの滑降開始! 視界が悪い中、どんどん滑降 室堂山荘が見えました
 
2010.5.2 快晴
6:30起床−7:00朝食
8:07出発−(滑降)→8:36-8:50登り口−(シール登行)→9:14-9:40稜線(2,409m)−(大滑降!)→10:10-10:35(休:1,800m)→12:02-12:07立山川の橋手前(板を外す)−(徒歩)→12:20馬場島
昼食−13:30出発−(タクシー)→アルペン村→15:00-15:40立山駅−(アルペンルート)→16:45室堂ターミナル−(シール歩行)→17:00室堂山荘
お風呂−18:00夕食−飲み−23:30就寝


待ってました、快晴!予定通り、馬場島までのロングルート。雷鳥平までの滑りも途中、急斜面の滑りを楽しみつつ登り口まで。雪質が良く気持ち良かった〜。室堂乗越の稜線までの登りも大きく右側からまいていくと直登組よりも早く到着した。う〜ん良い天気!360度大パノラマ、テン場もカラフル。
快晴〜! 雷鳥平目指して出発! 前方の盛り上がっているところまで一滑り
下から見るとこんな感じ 登山道までの一滑りが気持ち良かった テン場が見えてきました
シールをつけて登り始めます シール組 スノーシュー直登組
地獄谷、室堂ターミナル側を見下ろします 剣岳が見えます
いよいよ滑り!出だしは雪が硬かったが、ま〜ゆっくり滑ればさほど怖さはなく...デブリもあったがさほどガタガタではなく...雪質の良いところを探しつつ、どんどん滑降。稜線からの出合い部分で広大なバーンが広がり全面フリー滑走。雪がストップせず快適^^。ここで大休止!
(左上)二手に分かれて滑降開始地点にスタンバイ、(右)滑降開始!、(左下)滑降中
デブリを避けながら滑り、全員合流しました。 どんどん滑ると...
広大な谷に出ました!気持ちいい〜! 休憩〜。来た道を振り返るとこんな感じ。 両岸は雪崩れの後が沢山!
あとは、馬場島まで前進前進・・・雪がそこそこ多く、川沿いの穴も小さく、だんだん石が増えて板がガリッ!ゴリッ!となったが楽しかった〜。春の立山へ来るのは3年ぶりだが、去年、一昨年は雪が少なく行けなかったみたいでラッキー!いつ以来かと思ったら...2005年の春だった(アキレス腱断裂後の山スキー復帰ツアー!)。昼食を食べ立山駅より室堂へ戻ったら、夕方5時前のターミナルが長蛇の列で人で溢れ返っていてビックリ!!
どんどん滑ります...前進あるのみ 水が出てきました
時々、雪が途切れます 河原まで来ました 終了〜。板を外して橋を渡り、歩きます。
昼食:山菜うどん&ビール 室堂に戻ってきました ヘリが飛んできました
 
2010.5.3 快晴
6:15起床−7:00朝食
8:15出発−(シール登行)→8:50-8:58(休)→9:45-10:11龍王岳鞍部−(滑降)→10:44-10:48御山谷ボトム−(対岸をトラバース)→11:10-12:00東一ノ越−(滑降)→12:22-12:40タンボ平ボトム→12:50-12:58黒部平駅下部→13:25-13:35黒部湖畔道−(徒歩)→13:40-13:50(休)→14:10黒部ダム駅−(アルペンルート)→14:50扇沢駐車場
15:30出発−(車)→(温泉)−17:00出発→(白馬へ移動)


今日も天気良好。最終日は、龍王岳&タンボ平経由黒部湖までという欲張りコース!龍王岳脇の斜面をまず1本。雪質はまずまず。さらに御山谷のボトムへ出て対岸の東一ノ越へのトラバースラインへ。スキーヤーは板をつけたままトラバースラインまで辿り着けて、数箇所、岩場で板を外したが、雪のつきは良く、比較的楽に到着〜。スノーボーダーはスノーシューを履いて登り返してさらに歩きとなるのでちょっと大変そうだった。
前方に一ノ越を目指す人が沢山! 龍王岳鞍部を目指します 登り終了〜。撮影大会。
指差すは剣岳! 龍王岳が聳える脇から滑降
御山谷のボトムまでもう一滑り 滑った斜面
対岸のトラバースラインまで横断 東一ノ越目指してトラバース中。途中、何度か板を外しましたが、ほとんど滑れました。
 
東一ノ越から黒部湖を望む 晴れてると写真撮影が進む^^  
全員、東一ノ越に到着し、いよいよ、最後の大滑降。東一ノ越からトラバースしてロープウェイからよく見える大斜面へ。一人づつ、それ行け〜!と滑りだした。多少、ストップがかかるが雪質は良かったのではないだろうか?でも、この斜面はいつもながら自分の滑りが^^;...体が落ちていかないので、止まってしまうのだ...いつか、ノンストップで滑れるようになりたいな〜。黒部平駅で富山側へ帰る人達と別れてさらに黒部湖畔までもう一滑り。以前、滑った時は色々とアクロバティックに木の間をすり抜けた気がするが、今回は、ルートどりも良かったか、雪も多かったので比較的楽に湖畔の道へ出た。
(左)トラバースで移動して滑り出します、(右)滑った斜面を振り返ります
黒部平駅までどんどん滑ります タンボ平全景 黒部平駅で関西チームとお別れ
さらに進みます 今年は雪が多くて楽! 終了〜!黒部湖畔道まで。
あとは、黒部ダム駅まで板を担いで歩くだけ。と言っても、これが意外と長く感じ、最後の階段が堪える^^;。ようやく、駅に到着したら、昨日の夕方以上に人で混んでいて驚き!!トロリーバスにもこれでもかこれでもからと押し込むように人を乗せていた。スキー板と荷物専用車を設けてもらえれば楽なのに、結構、気を使った...いつもは、希望者でお風呂に入って、焼肉を食べに行くところが、今回は、ゴールデンウィーク中日ということで、次の目的地は移動する人達も多く、ほぼ解散となった。お風呂だけ一緒に移動して、その後、次なる目的地、白馬へと移動した。つづきは、白馬(2010.5.4-2010.5.5)へ。
 

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