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No.18 ウトゥルンコ登頂15日間

-Uturunco (6008m)-
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h1日程

今回は、飛行機の発着が少々遅れた程度で、予定通り、いや、予定以上に内容が濃いツアーでした。
ツアーの看板は6000m峰登頂(のはず)なのですが、太陽の島、ウユニ塩湖、赤色の湖などなどボリビアの自然を満喫できました。
日付をクリックするとその日の日記が見れます。日記中に出てくる高度はGPSに記録された数字を記載していますので、行程表中の数字とはズレがあります。また、行動中の時刻は、一部、GPSの記録を遡って記載していますので、実際とはずれている箇所があるかもしれません。

日付 行程 備考
9/18(土)
16:05成田空港集合-18:05出発-(AA60)→18:45ダラス・フォート・ワース発-(AA1828)→23:10マイアミ発-(AA922)→ 空路、アメリカ/テキサス州ダラス・フォート・ワースへ。アメリカ入国手続きを行い、飛行機を乗り換えて、フロリダ州マイアミへ。アメリカ出国手続きを行い、飛行機を乗り換えて、夜行便でボリビアの首都ラ・パスへ。
機中(泊)
9/19(日)
→5:40ラ・パス着 ラ・パス空港到着後、ラ・パス市内のホテルへ。午後から市内を散策して高度順応を行います。
9/20(月)
ラ・パス-(送迎車)→コパカバーナ-(ボート)→チチカカ湖太陽の島トレック 高所順応の為、南米最大の湖チチカカ湖畔のコパカバーナへ。ボートで「太陽の島(3750m)」へ。
9/21(火)
チチカカ湖太陽の島トレック-(ボート)→コパカバーナ-(送迎車)→ラ・パス 午前中「太陽の島」をトレック。午後、ボートでコパカバーナへ戻り、送迎車でラ・パスへ戻ります。
9/22(水)
ラ・パス-(ランドクルーザー)→5180m地点-(登山)→チャカルタヤ峰登頂→5180m地点-(送迎車)→ラ・パス 送迎車でチャカルタヤ峰の5180mへ。チャカルタヤ峰(5395m)を往復し、高度順応を行い、ラ・パスへ戻ります。
9/23(木)
ラ・パス-(ランドクルーザー:約10時間)→オルーロ→タウア(ウユニ塩湖畔) 送迎車でオルーロを経由し、ウユニ塩湖に面した村タウア(3740m)へ。塩のロッジに宿泊。
9/24(金)
タウア(ウユニ塩湖畔)-(ランドクルーザー)→インカトレイルトレックウユニ塩湖→コルチャニ(ウユニ塩湖畔) インカトレイルを歩き、高度順応を行います。
その後ウユニ湖を車で走破しインカワシ島に立ち寄り、ウユニ湖畔のコルチャニの塩のロッジに宿泊。
9/25(土)
コルチャニ(ウユニ塩湖畔)-(ランドクルーザー:約5時間)→ヴィリャマール ウユニ、アロタを経由してチリ、アルゼンチン国境近くのヴィリャマール(4100m)へ。
9/26(日)
ヴィリャマール-(ランドクルーザー)→ラグーナ・コロラダ→ケテナ・チコ→ウトゥルンコ(5000m付近)→ケテナ・チコ 送迎車でウトゥルンコ山麓のケテナ・チコ(4440m)へ。その後、ウトゥルンコの5500m付近まで車で登り、高度順応を行い、ケテナ・チコへ下ります。回り道をしてラグーナ・コロラダに立ち寄ってくれました。
Hostal Quetena(泊)
9/27(月)
ケテナ・チコ-(ランドクルーザー)→5800m地点-(登山)→ウトゥルンコ峰登頂→5800m地点-(ランドクルーザー)→ケテナ・チコ→ビリャマール 送迎車で標高5800m付近まで登り、ウトゥルンコ峰(6008m)に登ります。その後、ケテナ・チコ(4440m)へ下り、荷物を整理して往路をヴィリャマールへ戻ります
9/28(火)
ビリャマール-(ランドクルーザー:約11時間)→ウユニ→オルーロ 送迎車でウユニの町を経由して、オルーロ(3790m)へ戻ります。
9/29(水)
オルーロ-(ランドクルーザー:約4時間)→ラ・パス 往路をラ・パスに戻ります。
9/30(木)
7:50ラ・パス発-(AA922)→20:40マイアミ発-(AA972)→22:35ダラス・フォート・ワース着 空路、アメリカ/フロリダ州マイアミへ。アメリカ入国手続きを行い、飛行機を乗り換えてテキサス州ダラスへ。到着後、ホテルへ。
10/1(金)
11:30ダラス発-(AA175)→ 朝、空港へ。アメリカ出国手続きを行い、空路、帰国の途へ。
機中(泊)
10/2(土)
14:06成田空港着 日本到着。

■9月18日(土) 晴れ

13:30守谷発-(車)-(谷和原IC-阿見東IC)→14:50 USA Parking-(送迎車)→15:10成田空港着-16:05集合-18:05成田空港発-(AA60)→15:30ダラス・フォート・ワース着-18:30出発-(AA1828)→22:00マイアミ着-23:10出発-(AA922)→
機中 (泊)

少し涼しくなる気配があったが、今日はまだ半袖の世界。駐車場に到着すると、連休ということもあり、そこそこ混雑していた。女4、男3の7名+ツアーリーダー1名が集合(1名キャンセルらしい...)。定刻に飛行機は出発!機内が寒い~~!!毛布も薄く感じた。肩までくるまっても寒かった。でも、眠気に襲われ、5-6時間しっかりと寝た。途中、のだめカンタービレ2とベストキッドを見て、退屈する間もなくダラスに到着した。入国審査は長蛇の列。指紋をとり、顔写真もとられ...荷物をピックアップし、recheckレーンへ入れ、国内線ゲートに入り、しばらく自由時間となった。予定通り、マイアミ行きの便も離陸し、再び眠った。何だか少し風邪っぽい?くしゃみ連発!うとうとしている間にマイアミに到着した。荷物はそのままスルーだったので、今回は楽チン。時差が一時間繰り上がり、少しの滞在だったがビールを飲んでしばしまったりした。2ヶ所経由して南米へ入るのは初めてな気がするが、インターバルが短くてありがたい面も...食事もしたし、再び寝るかな?

■9月19日(日) 晴れ

→5:40ラ・パス空港-6:30出発-(送迎車)→6:50ホテル到着
7:10-7:50朝食-自由行動(シャワー、TV、荷物整理など)-13:00-14:00昼食
14:30-16:30散策:ムリリョ広場Plaza Murillo周辺、サガルナガ通りAv. Sagarnaga周辺
19:00-20:30夕食-22:00就寝
Hotel Presidente (3663m) (泊)

無事、ボリビアに到着~。到着時はひんやりしていたが、良い天気で太陽が眩しい。いきなり4000mの地に降り立ちどうなるかと思ったが、瞬間は大丈夫だった。ホテルは五つ星の綺麗なホテルだった。まず、朝食。フルーツが豊富でさっぱりした。午前中は各自フリーで部屋に入るとこれまた綺麗な部屋だった。午前中ゆっくりとできるのは良いけど、睡魔との闘いだった...NHKが映るので、TVで何とかごまかしていたが、ついにうとうとと...ハッとしてシャワーでも浴びようと思ったら寒っ!唇も紫色だった。寝たらやばいとひたすらすることを見つけて過ごしていた。携帯電話で遊ぼうと思ったらアンテナは立っているのにネットワークがつながらなかった。残念!(なぜか、後日、繋がるようになった。)
13時のお昼時には、頭痛あり、食欲なし。他の人は、午前中から散策をしていたようだが、その方が良いのはわかっているが、そんな気にはなれなかったなぁ・・・その後、ホテル周辺を全員で散策した。部屋でうだうだしているよりは調子は良くなったかな?町中は坂道だらけで歩き応えがあった。道は碁盤目状になっていて、ぐるっと周りやすかった。まず、最初にムリリョ広場へ。南米らしい大聖堂と英雄(ムリリョ)の像とベンチのある公園だった。その後、残念ながら、今日は日曜日なので閉まっているところが多かったが、博物館がある通りをぐるっと1周した。ホテルの前を通り、お土産屋が並ぶサガルナガ通りを歩いた。2時間程でホテルに戻り、夕食までの自由時間の間にうとうとZzz...これが、悪かった!ブルブル!頭ガンガン!食欲もなく、水を飲むのも苦...夕食の最上階レストランへ行くのも憂鬱だった。何も食べられないかと思ったが、全メニューを一口づつつっついた。豪華ディナーなのに...残念xxx食事が終る頃、少し楽になったかな?
部屋に戻ると、また、元に戻りそう。明日は、チチカカ湖太陽の島へ1泊で出かけるので、準備をしなきゃだがなかなかはかどらない。こうして、ヨレヨレの一日が終了した。とっとと順応してくれ~。

■9月20日(月) 晴れ

5:00起床-荷造り-7:30-8:00朝食-8:15荷物出し
8:30出発-(専用車)→9:25-9:35(休)→10:45-11:00フェリー乗り場(チチカカ湖の湖峡)-(車ごとフェリーへ)→11:10対岸-(専用車)→12:05-12:25ボート乗り場(コパカバーナCopacabana)-(ボート)→13:25ティティカカ湖・太陽の島Lago Titicaca/Isla del Sol(3833m)-13:30-14:45昼食(Restaurant)-14:45出発-(徒歩)→(休)→16:05ロッジ(3993m)着
お茶-シャワー-19:30-21:00夕食-22:10就寝
La Estansia Ecolodge (3993m) (泊)

昨晩は、22時に寝て、23時台に目が覚めて、その後は1時間毎くらいに目を覚ましていた。5時になったので、荷造りのために起き上がった。10分、20分動いては、横になりの繰り返し。今日の行動後に順応できていると良いのだけど...
一泊二日で太陽の島へ出発!最初、ボートの乗る時、対岸まであっという間で、太陽の島に到着したのかと思ったが、チチカカ湖の湖峡を渡っただけで、そこから車で1時間ほど登り、コパカバーナからボートに乗り継いでさらに1時間だった。移動中、やはり、眠くなり、調子は冴えなかった。
インカ文明発祥の地と言われている太陽の島に到着すると、チチカカ湖が綺麗だった。まずは、昼食。こんなにお天気が良く、湖畔ならビールといきたいところだが、とても無理!コーラで我慢することに。あ~、いつになったらビールが飲めるんじゃ^^;?!昼食は現地色の濃い料理だったが、食べられそうなものをつまむのみだった。
さて、いよいよ、ロッジまでの歩き。歩いた方が体調が良くなることを期待して...段々畑状の斜面をジグザグと歩いて進む感じで、足への負担はあまりなく、体のだるさを感じることもなかった。1時間程歩いてロッジに到着した。ちょっと調子が良くなった?ような...ちょっと一安心^^。ロッジはシンプルな造りだったが綺麗で快適だった。宿泊棟は、太陽エネルギーを利用して水を温めていたり、名前の通り環境に優しい場所だった。
夕方、一眠りすると、起きたときに頭ガンガン。夕食は昨日の2倍くらいは食べられたが、全体の1/5程度かな。夕食後、お茶を飲んでまったりすると元気になった。あと一息で順応かな。今晩は、眠れるかな~?

■9月21日(火) 晴れ

6:30起床-7:30-8:00朝食
8:35出発-(徒歩)→8:55-9:15La Cumbre (4075m)→(お土産屋)→10:35水場→10:35-10:43港-(ボート)→11:41コパカバーナ-(専用車)→11:50-12:25カテドラルCatedral→12:3514:05昼食(Hotel Rosalia del Lago)→(フェリー)→17:05ホテル着
シャワー-19:00-21:30夕食-おしゃべり-23:00就寝
Hotel Presidente (3663m) (泊)

とりあえず、3時頃まではノンストップで眠れた感じ。しかし、その後は、一時間毎に目が覚めた。8時半にゆっくりと出発し、島で一番高い所まで登り、昨日とは違うメインの港までを歩いた。途中、お土産屋に立ち寄り、予定より全てが遅くなったみたいだった^^;。ボートの中でウトウト。コパカバーナではカテドラルを見学し、昼食へ。少~しづつ体調が回復し、少~しづつ食べられるようになった。
帰りの車の中は、爆睡。帰った頃は頭痛は消えていたが、入れ替わりに朝から感じていた歯痛が本格化してきた。原因は何なんだか、しかし、6月に痛みを感じた歯なので敏感なんだろうなぁ。
夕食時には空腹感もあり、歯痛を気にしつつ、一通りのものを半分くらい食べられるようになった。そして、そして、遂にビールを飲むことができた^^!食後にツアー参加者からいただいた歯痛止め、化膿止め、ガスター10を飲んで1時間程話をしていたら痛みが消えた。あとは薬の作用が切れた時にどうなるか?今日はゆっくり眠れるかな~?

■9月22日(水) 晴れ

6:30起床-7:20朝食
8:30出発-(ランドクルーザー)→10:45登山口(5224m)-10:55出発-(登山)→(休)→(休)→11:24-11:30West Peak(5350m)→11:50-12:05チャカルタヤChacaltaya山頂(5395m)→12:30登山口-(ランドクルーザー)→13:55-15:15昼食(日本食レストラン:New Tokio)→15:25ホテル着
16:00-18:30お土産ショッピング
シャワー-19:30-21:30夕食-22:30就寝
Hotel Presidente (3663m) (泊)

今日は、チャカルタヤ峰へ行き、高度順応。5000m超えまで車って...ちょっと心配だったが、写真タイムと称して、数回、下車して深呼吸できたので問題なく到着した。GPS計測では、5224mだった!そこまでの道に感心した。広~い斜面に道が作られ、ヘアピンカーブ状に登って行った。シーズン中は世界最高所のスキー場のようだが、現在は、雪の名残は全くなかった。南米に来ていつも思うこと、山がでかい!チャカルタヤ峰の隣のワイナポトシは見栄えのする山だった。
山登り行程は標高差200m足らずなので、頂上がすぐ眼前に見えた。1つ目がWest Peakで2つ目がSummit。一列に並んでゆっくりと登り、順応はできているみたいで特に問題なかった。
下山後は、日本食のレストランへ。天麩羅を中心に煮物、酢の物、魚に味噌汁、御飯といったボリューム満点のものだった。オーナーさんは、ボリビア在住53年の日本人の方で、昔、苦労して現在を築き上げた人だった。少し、胃袋が満たされた感じ?!本当は完食といきたかったところだが、昨日からの歯の痛みが続き噛むことに問題があり^^;。トレッキング中は口腔上部から耳にかけて痛みが走る始末...厄介だなぁ...腫れなきゃ良いけど。
ホテルに戻ってからお土産ショッピングへ。皆さん、すごい!カルロスさんにお友達のお店、品質の良いお店を教えてもらい、お目当てのものが見つかるともう大変!あっちで雑貨、こっちで宝石、そっちでアルパカ・・・と精力的にお買い上げ。2時間半みっちりと堪能。最後は、腰が痛くなった。

■9月23日(木) 晴れ

6:00起床-7:00朝食
8:30出発-(ランドクルーザー)→9:30-9:40露店→(休)→GS→12:50-14:00昼食(Restaurant El Fogon)→(休)→(休)→18:05-18:12クレーターcrater→GS→20:30ホテル着
20:50-21:45夕食-22:30就寝
Hotel de Sal Tayka Tahua(3694m)(泊)

昨夜は初めて安眠。爆睡^^V!完全復活?!今日はラ・パスからタウアの町へ移動。距離は500km以上。12時間の長旅だった。でも、ランドクルーザーでドライバーさんを含めて4人乗りでだったので快適だった。途中から悪路になったが3台に分乗し、それぞれの過ごし方で塩のロッジに到着した。
途中、果てしなく続く一本道。周りが山に囲まれ、ときに、村が出てきて、放牧があり...乾燥がすごいので前の車が巻き上げる埃で一瞬、視界がなくなるほどだった。日が暮れかかってきた頃、クレーターがあり、GSでは月が出て、今日は塩のロッジ到着で精一杯だったが、塩壁の町といった感じの独特の雰囲気をもつ場所だった。道中、道路が建設中のような感もあり、この道路が完成して貫通すればもっと早く到着できるだろうなぁと思った。いつのことかは?^^

■9月24日(金) 晴れ

5:30起床-6:30朝食
7:40出発-(ランドクルーザー)→8:15写真タイム→8:43トレッキング開始(3953m)→9:16-9:20写真タイム→9:50-10:03プレインカ遺跡(4072m)→10:20-10:23 Pukara de Chillima(4049m)→10:55-11:10 遺跡(だったかな?)(4054m)→12:35ホテル着
12:45出発-(ランドクルーザー)→ウユニ塩湖Salar de Uyuni(13:16-14:00昼食→14:16-15:20インカワシ島Isla Incahuasi(3680m)→16:04-16:30塩のホテルHotel Playa Blanca→16:36-16:52湧き水Salt Flat's Eyes→16:56-17:03塩のピラミッド)→17:09ホテル着
シャワー-ワイン飲み-19:30-21:50夕食-22:30就寝
Palacio de Sal (3665m)(泊)

今日は午前中、車で行ける所まで上り、インカトレイルをトレッキング。サボテンを見ながら独特の雰囲気の中、歩いていくと、レンガ作り様の要塞のような壁が出現した。その上からのウユニ塩湖の展望が最高だった。更に進むとプレインカの遺跡があった。最後は塩湖を見ながらホテルまで下って戻った。
再び車に乗り、いよいよ、今日のメインイベント”ウユニ塩湖”に突入した。車で走って少し行ったところで昼食タイム!車から下りると地面は硬い!塩は亀の甲羅のような六角形模様だった。ランチの後は、写真撮影&塩採取タ~イム!(インターネットで検索していると、今回は乾季だが、雨季になると地面が鏡面になり、景色が地面に映り込むらしい。)そして、次は、インカワシ島へ。小高い所へ登ると360度ウユニ塩湖!!もう、どこを写真に撮れば良いのかわからない状態だった。さらに、塩のホテル、湧き水、製塩用の塩採取の光景を見て、次に見えてきたのが宿泊するホテルだった。これが予想以上に立派なこれぞ塩のホテル!!見るもの全てに「ワ~!!」と声が上がった。入り口を入ったら、床一面の塩に驚き!部屋へ行くと一部屋毎にキノコ型の塩でできた部屋だった。ベッドも台も全て塩でできていた。でも、荷物を置く台(木)、ハンガーなどは備えられていた。充電も問題なくでき、必要はなかったが電気毛布があった。シャワー、トイレも綺麗だった。食事も、塩でできたテーブル/椅子に座り、メニューには塩で蒸した?塩釜のようなチキンが出てきて、床で豪快にひっくり返して見せてくれた。その後、台に盛られ、スープの後、チキンやリャマの肉、野菜、サラダ、ポテトをバイキングスタイルでとり、どれも美味しかった。今回は、我々グループで貸切状態だったが、ホテルにはスパがあり、将来的にはスパリゾートとしても人を呼ぶのかな?
今日は観光、食事、宿泊全てが大満足で、このツアーのメインは何だったかな?なんて感じだった^^。

■9月25日(土) 晴れ

5:30起床-日の出-8:00朝食
9:00出発-(ランドクルーザー)→9:15-10:10お土産屋&塩工場見学11:10-11:35機関車の墓場→11:57-13:22昼食(Restaurant 16 de Juho)→15:00タイヤパンク!-15:25-16:20タイヤ修理→17:23-17:26 Stone Valley(写真)17:53-18:01 Stone Valley→18:37ホテル着
シャワー-19:30-21:00夕食-おしゃべり-22:30就寝
Hoteles Rusticos Jardines (4020m)(泊)

今日は、観光しながらビリャマールまでの移動。出発してすぐにお土産屋に立ち寄った。しばらく、各々、物色してから、歩いて塩精製工場へ行った。実際の精製の現場を見て驚き!トラックで塩湖の塩を運び、運び込まれた塩を天日干しにし、屋内に運ばれ、精製して(といっても手作業)乾燥し、あとは1kgあるいは1/2kgの袋に目分量で詰めて火で袋を溶かして封をして出来上がり!1日3,000-4,000袋くらい詰めて7Bs(約US$1)がもらえるらしい...
次に、古い機関車が置かれている(放置?)場所を見学した。観光っぽい人が来ていたので、ちょっとした観光スポットになっているようだ。その後、ウユニの町へ戻り、昼食の場所に到着し、車を駐車スペースに停めようとすると、軍の人も含めた何かイベントが行われていて進入禁止。まもなく、イベントも終了し、問題は解決したようで、Let’s go to lunch!
そして、再びビリャマールの町を目指して出発してしばらく行くと車のタイヤがパンク!この悪路を進めばパンクはつきもの。予備タイヤを取り付けてから1kmほど戻ったところの町でパンク修理をした。1時間近くかかったが、再びビリャマールへ。日が傾いた頃、遠くにちょっと変わった石が見えて写真タイム。City of stoneと呼んでいるとか...しばらく行くと石の場所(Stone valley)に到着した。近くで見ると、人の顔に見えたり、鳥の嘴に見えたりした。
あと、どれくらいで着くのかな~と思っていた頃、ビリャマールのホテルに到着した。岩を背後に構えた小さな建物で最初は暗く感じたが、どうして、どうして、シャワーのお湯も出るし、電気毛布はあるし、電気もあり充電もでき十分快適だった。だんだん、山の気配がしてきた。

■9月26日(日) 晴れ

6:30起床-7:30朝食
8:35出発-(ランドクルーザー)→8:43-9:00教会前→(休)→10:04-10:11カピナ湖Laguna Capio11:19-11:32コロラダ湖Laguna Colorada→12:55ホテル着-昼食
15:00出発-(ランドクルーザー)→16:30-16:50ウトゥルンコ方面(5075m)→18:45ホテル着
19:30-21:00夕食-22:00就寝
Hostal Quetena (4183m)(泊)

今日はアタック前日の宿泊地ケテナ・チコまで。道中の目玉は、ちょっと回り道をして赤の湖、ラグーナ・コロラダ。遠くに妙に赤い地面が見えて何じゃ?と思ったら、フラミンゴが十万羽生息している湖だった。3種のフラミンゴがいるらしい。フラミンゴが集団になって赤く見えるのとバクテリアが発生した赤色らしい。この話、どこかで聞いたことがあるなぁと思ったら、以前、アタカマ砂漠のツアーの時にラスカール山登山チームとコロラダ湖見学チームに分かれて行動したことを思い出した(この時は、登山チームだったので、今回、見れて良かった!)。
その後、ときに大きく揺られながらお昼過ぎにケテナ・チコに到着した。お昼は、カルロスさんお手製のサラダとソーセージ&ツナ&パンで、美味しかった。食後、給油(GSが近くにないので、ポリタンクに積んできたガソリンを車の上から給油口にチューブを垂らして入れていた!)のため、少し時間があったので、現地の子供たちと遊んでいた。
少し遅れて、高度順応の為、ウトゥルンコ方面の5075m地点まで車で上がった。ほとんど人がいないこの山に道があることに驚き。以前、硫黄の採掘のために作られたらしい(現在は、観光客しか訪れない)。1, 2回水を渡り、ヘアピンあり、でこぼこありのアドベンチャーな道のりだった。午後4時をまわり結構な風が吹いていた。車から降りて写真を数枚撮って、即、車中へ。少し時間をおいて下山した。登りと少し違う道を下り、最後、地面がぬかるんでいて人を下ろしての渡渉となった。本当に5800mまで車で行けるのだろうか?
寒いと言われていて、シュラフを持参したが、本館と別館というほどでもないが、2棟に分かれての宿泊となり、別館を選択したら木製のベッドの部屋のおかげか使用せずにすんだ(本館に泊まった人達はコンクリート製のベッドのためかそれなりに冷えたということだった)。思ったより気温は高そうで、山に雪もなくアイゼン不要ということになり、少し安心した気分で就寝Zzz。

■9月27日(月) 晴れ

5:30起床-6:10-6:30朝食
6:50出発-(ランドクルーザー)→8:50ウトゥルンコ鞍部(5752m)→9:10出発-(登山)→(休)→(休)→(休)→10:56-11:20ウトゥルンコUturunco山頂(6045m)→11:48ウトゥルンコ鞍部-12:15出発-(ランドクルーザー)→(休)→14:45ホテル着-昼食
15:56出発-(ランドクルーザー)→17:45ホテル着
シャワー-19:00-20:30夕食-20:30-21:45暖炉前でおしゃべり-22:30就寝
Hoteles Rusticos Jardines (4020m)(泊)

部屋も暖かく、シュラフは使用せず...体調良好、朝食も珍しく食いつきよく食べられた。標高5800mのウトゥルンコ鞍部を目指して出発!昨日は5000mまでで渡渉あり、ヘアピンありと大変に感じて大丈夫かな~と思ったが、後半は斜度が出てきて標高をどんどん稼いでいった。アイゼンは、持参はしたものの全く雪はなく、使用・携行せず。遠くから見ると白い斜面に見えたが、雪ではなく砂礫?だった。予定通り、鞍部まで車で上がり、いよいよ登山。標高差約200m。寒いこともなく、天気も悪くはなく...ただ、風が強かった~。ま、それでも行動時間が短いので何とか耐えられたような。風に吹っ飛ばされそうになりながらもゆっくりと登っていき、最終的には全員で登頂できて良かった、良かった^^!GPSでは、山頂は6045mだった。
休憩後、下山開始。相変わらず風が強く、真っすぐ下りていても風におされて横に流されていく感じだった。途中からは、細かな砂利になったので、適当にずり落ちていき、コルに到着した。コルに着いても風の通り道なのかすごい風だった。今回は、体調も良く、余裕をもって登って下りて来られたかな?カメラのバッテリーも全く問題なかった。下山中もヘアピンカーブと強風で、ドライバーさん達は大変!!
下山後は、ケテナ・チコのホテルの昼食でのビール、その後、ビリャマールのホテルの夕食でのワインを美味しくいただきました^O^!夜は、地元のフォルクローレ演奏も聞きながら、ほのぼのとした雰囲気だった。
明日からは、ラ・パスへの道を戻り、日本に帰る日が近づいてきた~!!

■9月28日(火) 晴れ

6:30起床-7:30-8:00朝食
8:30出発-(ランドクルーザー)→9:10-9:24 Stone Valley→10:00-10:05 Villa Alota→12:45-13:50昼食(Restaurant 16 de Juho)→16:08-16:13タイヤパンク人助け-16:21-16:28 Rio Murato→19:50ホテル着
20:15-22:00夕食(Restaurant El Fogon)→22:10ホテル-シャワー-23:30就寝
Hotel Samay Wasi (3713m) (泊)

今日からは帰国に向けて一直線。今日は約11時間かけてオルーロまでの移動。8時半頃出発し、再びStone valleyに立ち寄った(恐らく、来る時は日没寸前だったためと思われる)。そして、来る時に立ち寄ったウユニの町で昼食。昼食後もひたすらドライブは続く。来る時は塩湖を横断したが、帰りは東側の道を進んだ。途中、2本のタイヤが同時にパンクして立ち往生している車があり、ヘルプを求められ、パンクしたタイヤと人をタイヤ修理のお店まで運んであげた。結構、日本では車検を通らないようなギリギリのタイヤを使っているので仕方がないのかな?ダート道の間はスピードも出ず、状態の良いところを通って行くので、なかなか進まない感じがした。舗装道路に出ると高速道路のようにスイスイだが、町の明かりが見え始めてから車の量も増え、ドライバーさん達もお疲れのような感じだった。無事、オルーロのホテルに到着し、車から降りた時、足がふわふわとして地に足がつかないような感じだった。到着後、こちらも来る時に立ち寄ったレストランで遅めの夕食。ドライバーさん達も交えて、楽しんだ。三大カーニバルのダンサーさん達?が、来年のカーニバルのトレーニングに来ていて、カーニバル宣伝用(かな?)に作られた銀バッジを売りに来て、記念にと思わず買ってしまった^^;。US$20也~。
このツアー、ビールが飲めるようになってから欠かさず飲んだような...今日の夕食では、遂に大瓶1本!でも、他の町の小瓶の値段と同じだった^^。あ~、もう帰国までカウントダウンだなぁ・・・

■9月29日(水) 晴れ

6:30起床-7:20-7:50朝食
8:40出発-(ランドクルーザー)→11:00-11:10(休)→12:35ホテル着-13:00-14:00昼食
15:00-17:00お土産ショッピング
シャワー
19:00-21:40夕食(Huari)→22:00ホテル着-22:30就寝
Hotel Presidente (3663m) (泊)

いよいよ、今日はボリビア宿泊最終日。午前中かけて、オルーロからラパスまで。ラ・パスが近づくにつれて人が増え、車が増え、戻って来たな~といった感じだった。残り3kmになると車線もなくなったようになり、とにかく右側から車が割り込んでくる!助手席に座っていて怖かった^^;。
Hotel Presidenteで昼食。そういえば、到着した日は、頭が痛く、食欲もなく、何も食べられなかったな~。対して、今日は、サラダ一皿、スープ一杯、メインの肉をとり、ビールとピスコサワーを飲み、最後はアイスとケーキのデザートでしめ!随分、変わったもんだ。
午後3時から最後のお土産ショッピング。皆さん、ボリビア通貨を使いきるまで最後のお買いもの。その勢いたるやすごい!!自分自身は使い切ってはいないがいつもよりは買ったかな?
一旦、ホテルに戻り、午後7時からフォルクローレを聴きながらの最後の食事。最初は静かだったが、グループ客が続々と入ってきて盛り上がっていった。実はお土産におもちゃのようなサンポーニャを購入したのだが、プロが演奏すると凄い迫力だった。音域が異なる2種類のサンポーニャを持ち、体全体で演奏を表現していた。観光客がよく利用するお店のようで、今日は日本、ドイツ、フランスの3グループで席にも余裕があったが、週末はもっと人が入るらしかった。ビールとワインを飲むと音楽も舞踊も子守唄のように心地よくなり、最後はかなり眠くなってきた^^;。21時半過ぎに終わり、ホテルへ戻り、明日は、3時半起きのため、即、就寝Zzz。

■9月30日(木) 曇り?

3:30起床-4:05-4:30朝食
4:45出発-(送迎車)→5:00オーバーヒート!-5:10車を替えて出発→5:25ラ・パス空港-7:50出発-(AA922)→9:00-10:10サンタクルス-(AA922)→17:20マイアミ空港-(軽食)-20:40-(AA972 )→22:30ダラス・フォート・ワース-(シャトルバス)→23:20ホテル着
シャワー-24:30就寝

3時半の起床は、寝坊することなく、予定通り、4時45分にホテルを出発した。ところが、運転し始めて15分程行ったか、空港までの中間点あたりでオーバーヒート!!空港までさほど遠くはないものの時間的に一瞬、緊張が走った。水を入れてエンジンをかけようとはしたものの、再び車が走るのは難しい状況。そうこうしているうちに15-20分くらいたったところで別の車が来た。誰かもよくわからなかったが、カルロスさんが呼んだ車だった。人と荷物を一気に乗せることはできず、人を先に運び、もう一度車は戻り荷物を運んでくれた。人がかなり並んでいたのでチェックインのタイミングまでに荷物も到着し、万事OK!最後はカルロスさんにも笑顔が戻り、チャオ!となった。
搭乗ゲートでは、安心と共に疲れが^^;...そして、予定の時刻になっても搭乗は始まらず、1時間程の遅れ。1時間後にサンタクルスで一旦、飛行機を降り、1時間後に再び同じ機の同じシートへ。マイアミに到着して、1時間程、入国審査やら荷物の預け直しやらに時間がかかり、ようやく、軽く腹ごしらえをとビールとサンドイッチとクッキーを買ったら...どまず!クッキーは食べていないが、、ビールはルートビールとかいう甘くて、薬のような味で、サンドイッチはパサパサでしょっぱい!あ~、マクドナルドがあってほしかった。ここまでの1時間の遅れが、マイアミでの待ち時間短縮により取り戻された。ダラス・フォートワースへは定刻22時半に到着した。今日は乗り継ぎが多いため、ダラスのホテルで宿泊。滞在時間は約8時間。でも、ベッドで寝られるのは嬉しい。飛行機で眠くなっては寝ていたが、これから5時間程寝て...明日も飛行機でまた寝るんだな~、きっと。長い...

■10月1日(金) 晴れ

5:30起床-6:00朝食
7:20出発-(シャトルバス)→7:40ダラス・フォート・ワース空港着-11:30出発-(AA175)→
機中(泊)

アメリカのホテルはでかい!部屋の扉を開けると、書斎机にキッチン台付き。ベッドには枕が4つ。バスタブ・シャワー・トイレも使い勝手はあまりよくないかもしれないが、広かった。8時間程の滞在でホテルを後にして空港へ。早めに到着して待っていたが、予定の時刻になっても、搭乗の気配なし。結局、1時間半遅れで出発した。機内では座席毎のモニターで暇をつぶそうと思っていたのに動作不良か動かなかった。くっそ~、はずれ!おかげで寝るかクロスワードパズルで時間をつぶすしかなかった。寝過ぎて、朝も夜もわからない感じだった。

■10月2日(土) 晴れ

→14:06成田空港着
14:45出発-(送迎車)→14:55 USA Parking-15:10出発-(車)→16:45守谷着

予定の30分遅れくらいの14時過ぎに無事、成田空港に到着した。ボリビアでNHK放送を見ていると、日本が寒くなったようなことを言っていたのでどんなものかと思ったが、今日はさほどでもなかった。16時45分頃、家に到着~。
まず、昨日から再び歯がうずき始めたので歯医者へ行くことにした^^;。スパッと解決させたかったが、虫歯による神経の痛みなどではなく、物理的に右側の上の奥歯に力がかかり、炎症を起こしているのだろうとか...今日のところは当たる部分を少し削ったが、通院をするはめに(トホホ^^;)。歯医者から戻ってから荷物をチェックしたら、塩でできたリャマは靴の中に入れたおかげか?原型をとどめていた。しか~し、長年、愛用したダッフルバッグは遂に寿命か?側面が少し破れて穴が開いていた。ま、10年くらい、強引に荷物を詰めて酷使したので、そろそろ新しいのを買うのも良しとしましょう。
ツアーの感想
○少し長い休暇が必要だったが、思い切って行って良かった!南米好きの私にはとても楽しい15日間だった。山だけではなく、太陽の島、ウユニ塩湖、ラグーナ・コロラダなどのボリビアの自然を満喫できた。
○想像通り、到着した最初の3日間が苦しかったなぁ...あとは、動くほど調子が良くなった。折角、順応したので、ウトゥルンコの後にどこか6000m峰に登りたいような気分だった(なんちゃって^^!)。
○また、南米に行きたくなった。次は、ペルーあたり??