HOMETrip abroadClimbing&SkiingMarathonOthers

栂池−蓮華温泉−五輪山−木地屋
(2009.4.10-2009.4.12)

参加者:12名
ガイド:切久保豊さん、水越健太さん他1名(岩岳スキースクール)

2009.4.10 快晴
3:00守谷出発−(車)→(谷和原IC−長野IC)→7:10岩岳スキー場
8:00岩岳スキー場ホワイトプラザ集合−8:25出発−(送迎車)→8:45栂池高原スキー場−(ゴンドラ)→9:05-9:20栂の森駅−(栂池ロープウェイ)→9:45栂池自然園出発−(シール登行)→10:15-10:20(休)→10:40-10:45(休)→11:10-11:30天狗原(昼食)→12:20-12:40乗鞍岳−(スキー滑降)→14:00蓮華温泉ロッジ(泊)
お風呂−17:30夕食−20:40就寝


→:シール登行→:スキー滑降、滑走(※フレームをスクロールすると軌跡が出てきます。)
今年も恒例の蓮華温泉へ。白馬に到着してあまりの暖かさ(むしろ、暑さ)にビックリ!ヤッケもフリースも不要だった。栂池高原スキー場もこころなしか例年より雪が少なく感じた。ゴンドラリフトとロープウェイを乗り継ぎ、栂池自然園から歩き始めたが、雲一つ無い良い天気だが、とにかく暑い!休憩のたびに汗がしたたり落ち日焼け止めを塗り直したが無駄な抵抗な気がした^^;。
登り始め! 本日晴天なり! 最初の休憩
少し斜度が出てきました 正面に白馬乗鞍 あっという間に天狗原到着
天狗原で腹ごしらえをした後、お天気が良く雪も安定しているということで、白馬乗鞍へ登って蓮華温泉ロッジへ滑り込むことに。乗鞍岳山頂は雪が切れ、一部、ハイ松の上を歩くことに。シールを外し、いよいよ、滑降モードとなったが、白馬大池を超えるまでは雪のつき方を確認してトラバース気味に前進した。ようやく、雪がある所へ!雪は高気温により超重重!最初のうちはまだ滑れたが、標高が下がり小屋へ近付くにつれ、雪がずり落ち板が沈むような感じだった。格闘しながらも、無事、蓮華温泉ロッジへ到着。小屋周辺の雪も少ない!雪質は大変な部分もあったが、汗をかいた後のビールは美味しかった^^!今日は、人も少なく快適、快適。明日は、当初、雪倉岳へ行く予定だったが、二転三転の末、瀬戸川のスノーブリッジの崩壊が時間の問題ということで、五輪山へ変更となった。残念な気もしたが、初めての五輪山は楽しみでもあった。
乗鞍岳目指してスタート! 随分、登ってきました 間もなく稜線
乗鞍岳山頂周辺は雪が途切れました。前方に雪倉岳。 雪のつき方を見ながらトラバース
(左)斜度が出てきて滑降本番!(右)滑ってきた斜面を振り返ります。
この辺になると沈みました^^; 蓮華温泉ロッジ到着 山とビールと私^^
 
2009.4.11 快晴
4:15起床−5:20出発−(スキー滑走)→6:10-6:40瀬戸川対岸(休:朝食)−(シール登行)→7:40-7:50白高地沢(休)→8:30-8:40 1500m(休)→9:20-9:35 1724m(休)→10:40-11:05 2180m(休)→11:30-12:10五輪山(2260m)−(スキー大滑降!)→12:50-13:00白高地沢(休)→13:28-13:05瀬戸川(休)−(シール登行)→14:10-14:20(休)→15:10蓮華温泉ロッジ
お風呂−17:30夕食−19:30飲みパーティー−22:40就寝


今日も良い天気!出発する頃には明るくなりヘッドランプも不要だった。雪もさほど硬くなく、瀬戸川まで一滑り。今日も気温が高く、瀬戸川に到着した時には一汗かいた^^;。瀬戸川は完全に顔を見せ、雪の上を渡れるところはもはやなかった。去年よりも明らかに雪が少ないなぁ...
5:20出発! 瀬戸川まで林間を滑降
今日も良い天気!山に朝日が当たり始めました。
兵馬の平に出ました 瀬戸川の橋が見えました 対岸から見るとこんな感じ
朝食のおにぎりを食べ、いよいよ登り開始。昨年は、白高地沢沿いを歩きショートカットできたところが、今年は既に沢が割れており、夏道沿いに朝日岳と五輪山の分岐まで歩き、何とか残っていたスノーブリッジを渡った。五輪山方面へ方向を変え、進んでいくと前面に結構な斜度が...登りと時間の経過と共に今日も暑く大汗!!風もほとんどなかったが、時々吹くそよ風のような風でも気持ち良かった。五輪山山頂へ向かって登るには斜度がきついので、右方からまいていった。稜線に出てからは斜度も緩やかになり、楽だった。瀬戸川から約5時間で山頂到着〜。
登り開始! 沢を横目に夏道を行きます 上高地沢を渡ります
既に沢は割れています 五輪山方面への斜面現る 前進あるのみ
暑い...今日も汗だくです もうすぐ、稜線 稜線に出たところで、休憩
休憩地点からの山並み
斜度も緩やかになりました 山頂目前 山頂で〜す
山頂からの山並み:白馬乗鞍、雪倉岳、白馬岳、剣岳etc.
さ〜、いよいよ大滑降の始まり〜!人もほとんど入っていないのでほとんどノートラック!この暑さでは雪が重いのは否めないが、昨日よりは良い感じ。個人で来ていた2人組が縦に一気に滑り降りていくのを見て、すごい!と思った。自分の滑りが小さい^^;...でも、今日の雪は重い以外には何の障害もなく途中から慣れれば滑り易いと思いながら、斜面を滑り放題だった。楽しい滑りはあっという間^^;...1時間かからず白高地沢に到着。その先、歩きつつスキーで瀬戸川まで滑り込んだ。
(左)いよいよ山頂から滑り始め!、(右)大斜面を思い思いに滑降中です!!
まだまだ滑りは続きます 滑った斜面を振り返ります 白高地沢まで戻ってきました
瀬戸川で少し休憩をして、橋を渡ると...登り返しが待ってるんだなぁ^^;。何度も来ているので慣れはしたが、皆、無言に^^。今回は、暑さが疲れに拍車をかけた気がした。登り切り、兵馬の平まで来ると、小屋でのビールをイメージしながら前進あるのみ。ロッジに到着すると、皆で外でビールで乾杯〜!!当然のことながら、「上手い!!」。お天気が良いので、ロッジの外で話しこんでいる人が大勢いた。ロッジに到着した時、皆が今までで一番暑い!と言っていた。雪倉岳、朝日岳ほどメジャーではないかもしれないが、どうして、どうして五輪山もなかなか良かった。朝日岳同様、滑り易い斜面だった。
瀬戸川を渡ります 黙々と登り返しています
兵馬の平まで戻ってきました ロッジが見えました! お疲れ様でした。ロッジ到着〜!
 
2009.4.12 快晴
5:15起床−5:50朝食
7:00出発−(シール歩行)→8:00-8:05(休)→8:45-8:53(休)→9:30-9:40(休)−(シール登行)→9:20-9:40角小屋峠−(スキー滑降)→10:45-11:45木地屋手前−(送迎車)→→12:25岩岳スキー場
12:55出発−(車)→倉下の湯−13:00出発−(長野IC−伊勢崎IC)→19:55守谷着


今日も晴れ。この3日間、いつも山が見え放題。ヤッホー平が既に雪が割れていて1週間前から滑れないそうで、栂池へ戻ることも検討されたが、栂池側も最後はロープウェイを使う必要があるということで予定通り、帰りのルートは木地屋となった。いつもは一滑りしてからシールをつけるところが、今回はロッジからシール歩行となった。車道を歩くのは回り道で長く感じた...角小屋峠もいつもはトラバース気味に登るところが、正面からつぼ足ルートとほぼ同じところを登った。角小屋峠まで登り切るとシールから開放された。
今日も天気良好。ロッジからの山並み:雪倉岳、赤男山、朝日岳
橋を渡ります ヤッホー平ではなく車道沿いへ 途中、雪が切れかかっていました
休憩地点からの毎年、お馴染みの景色
角小屋峠への登りを前に休憩 最後の登りです 角小屋峠到着。あとは滑るのみ
角小屋峠からは最後の一滑り。滑り出しは、この2日間で少し慣れたのもあり、まぁまぁ。最初の斜面を過ぎると斜度はなくなり、どこまで雪があるのか少し不安ではあったが、何箇所か水流が顔をのぞかせていたが、何とか雪はつながっていた。林道は比較的快適に通過したが、一度、地面から起き出した枝にひっかかった。トレースは踏み固まり滑り易くなっていたが、外れると滑らない雪だった。最後の車道に沿った滑りは惰性^^;(途中から、足がパンパンになった)。雪は木地屋の手前で切れ、3日間のツアー終了〜。送迎車が来るまでに時間があったので、食料一掃^^。
角小屋峠からの山並み 最後の滑降!! 雪が割れているので1人づつ通過
あとは、目印に沿って雪のある限り滑るのみ 遂に雪が途絶えました
解散後、倉下の湯で汗を流し、帰路についた。長野の桜が見頃を向かえ(早い!)、ドライブしながら楽しめた。帰りの高速も富岡IC手前までは順調だったが、事故渋滞が発生。その先、関越道も上りでことごとく事故渋滞の表示が出ていたので、高崎JCから北関東道へ抜けた。時間はかかったが、長野ICから太田桐生ICまで高速代が1,000円!やっぱり、ありがたい^^...今回は、3日間共、ほぼ快晴無風。終わってみれば、ヤッケもフリースも厚手手袋も不要なくらいだった。反面、雪が少なすぎて雪倉岳へ行けなかったので、来年は行けたらいいなぁ。

↑to Page top