HOMETrip abroadClimbing&SkiingMarathonOthers

中央アルプス(千畳敷)
(2008.5.3-2008.5.4)

参加者:5名
ガイド:黒澤徹さん(アトラストレック)

2008.5.3 曇り時々晴れ
1:50守谷出発−(車)→(谷和原IC−外環−関越道−上信越道−長野自動車道−中央自動車道−駒ヶ根IC)→6:45菅の台駐車場−8:00集合
8:20菅の台−(バス)→しらび平−(駒ケ岳ロープウェイ)→9:20ホテル千畳敷着(泊)
10:20出発(2593m)−(シール)→(つぼ足)→11:30-12:05極楽平(2836m)−(アイゼン登行)→12:25-12:50宝剣岳と三の沢岳の分岐点(2887m)−(滑降:伊奈川源頭部方面へ)→13:15-13:35 2605m−(登り返し:シール&クトー登行)→14:50-15:15極楽平−(滑降:千畳敷カール)→15:20ホテル千畳敷
16:30お風呂−18:00夕食−小宴会−23:00就寝


去年に引き続き千畳敷へ。今年はどこを通っても渋滞を避けることは不可能なようで...結局、中央道の駒ヶ根ICへ行くのに、常磐道−外環−関越自動車道−上信越道−長野自動車道経由で行くことにした。常磐道−首都高速−中央道で行くよりも80kmも余分に走ることになるが、関越自動車道を少し我慢すれば何とかなるかな?...ということで^^;。
駒ヶ根ICを下りてすぐの菅の台駐車場に車を置いてバス、ロープウェイを乗り継いで出発〜!...と思ったら、バスに乗ってすぐに「あっ!!!」...デジカメを車の中に置き忘れたことに気付いた(ガッカリxxx)。仕方なく、使い捨てカメラを買うことに...結局、2日間で4つ買った^^;(計5,600円也...)。さらに、帰ってから、現像&CD書き込みで、カメラ代を含めて約10,000円の出費となった(トホホ^^;)

→:登り→:滑降
息を整え、ゆっくりと準備をして出発!天気は晴れ間が出たり陰ったり。去年と比べて雪が軟らかく少ない!1週間前は寒くて雪も硬かったそうで、ここもこの1週間で相当、雪が融けたようだ。今日は、極楽平へ登り、伊奈川源頭部コースを滑ることに。極楽平への登り途中から、アイゼン講習の為、アイゼンに履き替えることになったが、シールで登っても良いか尋ねたらOKが出たので、そのままキックターンをしながら登った。稜線手前でつぼ足の道ができていたので、板を担いで歩いて登った。極楽平から宝剣岳分岐まではアイゼンで歩くことに。
いまいち曇ってるなぁ... 極楽平目指して登っていきます 稜線が見えてきました
最後、つぼ足で登っていきます 極楽平到着〜 南アルプスの山々は雲の中
アイゼンに履き替えて歩いてます 滑降準備中 宝剣岳
宝剣岳と三ノ沢岳分岐で滑降準備をして、伊奈川源流方面へ滑降!!雪は軟らかく滑りやすそう^^!と思ったが、ちょっと板が止まる...ま、でも、足慣らしにはちょうど良いかな!?1本、2本、トラバースをして計3本!あっという間に登り返しに^^;...のんびりと稜線まで戻ると、御嶽が見えた。午前中よりはお天気が良くなっている感じがした。
滑降開始! 三の沢岳を右前に見て滑降 振り返るとこんな感じ
トラバースをして正面の斜面をもう一滑り 登り返しポイント のんびりと登り返しましょ!
稜線に戻ってきました 御嶽山が見えます このあたりから滑り出します
本日最後の滑り。1本目の滑りで板が滑りにくかったので、皆、板にワックスを塗っていた^^。そのおかげ?!、板も走り、滑り易い雪だった。最後の1本は最高〜!滑り込んで、終われるのがこれまたgood^^V。
伊那前岳斜面(左上)、ホテル千畳敷に向かって滑ってます(左下)、本日、最後の1本!雪質最高〜!(右)
5月3日だというのに、スキーヤー・スノーボーダーはさほど多くなかった(むしろ、少ない)。稜線を越えてさらに滑り下りる人は全くといっていいほどいなかった。ホテル千畳敷は、「満室」の表示は出ていたもののさほど混雑は感じず、快適・快適^^!戻ると、まず、生ビールで乾杯〜!!夕食で、再度、乾杯〜!!食後も皆で少し飲み食いしながら話をしていると、途中から睡魔に襲われた(急に1時半起きだったことを思い出した^^;...)。布団に入ると即、撃沈zzz。
2008.5.4 晴れ
6:30起床−7:00朝食
8:55出発−(滑り)→9:03-9:10ボトム(2629m)−(シール&クトー登行)→9:55-10:20八丁坂(オットセイ岩:2783m)−(アイゼン登行)→10:45乗越浄土(2865m)→10:58-11:25中岳の麓あたり(2880m)−(滑降:黒川源頭部方面へ)→11:45-11:55 2,626m−(登り返し:シール&クトー登行)→12:35-12:55(休)→13:30-13:48稜線(2866m)−(アイゼン登行)→14:10-14:30伊那前岳(2925m)−(滑降:千畳敷カールへ)→14:50ボトム−(つぼ足)→15:00ホテル千畳敷
15:30出発−(ロープウェイ)−(バス)→16:30菅の台−16:50出発−(車)→17:00-17:40こぶしの湯
17:45出発−(車)→(駒ヶ根IC−長野自動車道−上信越道−関越自動車道−北関東道−太田桐生IC)→23:40守谷着


今日は青空!朝、早くから八丁坂は登山客の列ができていた(やはり、ここは、登山がメイン...^^)。我々、滑り隊も9時前にホテルを出発。ボトムまで滑り下りてからシール&クトーでオットセイ岩まで。今年も監視の方々がいた。必ず、アイゼンとピッケルを持っているかを確認していた。私もさすがにここからはアイゼンを装着し、板を担いで、ストックをピッケルに持ち替え。動く前に黒澤さんから歩き方や注意事項を聞いていると、横向きになって下山してくる人や両手を地面につきながら登って行く人を見ながら「あれは悪い例です。」と説明された^^;(急斜面で正しく操作できる人って意外と少ない??)。斜度はあるが、その分、高度差を稼げるので、30分とかからずに稜線(乗越浄土)に出た。ところどころ雪が切れていたが、そのまま、中岳の方向へ歩き、手前で休憩&滑降準備となった。
昨日滑った斜面:極楽平
今日滑る斜面:宝剣岳〜八丁坂(登り)〜伊那前岳(滑り) 乗越浄土目指して出発!
オットセイ岩が近付いてきました オットセイ岩 アイゼン・ピッケルで急斜面を登っていきます
稜線が近付きました 中岳(前方)の麓あたりまで 裏側から見た伊那前岳への稜線
本日最初の滑降!!中岳手前から駒飼の池方面へ滑り、斜面状況を確認しながら、2600mポイントまで。雪質は軟らかく、滑り易い!少し重めではあったが、気持ち良く滑れた。雪がさほど多くなかったため、あまり下まで行き過ぎないうちに登り返しとなった。滑った後はお決まりの登り返し。来た道を戻り、途中、大休止。セキューラフィックスで登っていた人が滑るため、アイゼンに履き替えた。稜線手前で伊那前岳側稜線方向へ向きを変えて前進。稜線でシールを剥がしてワックスを塗り、出来る限りの滑走準備をしてアイゼンに履き替えて最後の稜線歩き。滑降ポイント(正確には伊那前岳ではない)に到着すると、なるほどあまり広い場所ではなかった。でも、雪が軟らかく、風も無かったので問題は無かった^^。
駒飼の池方向へ滑降!(左上)、下から見たらこんな感じ(左下)、気持ち良く滑れました(右)
もう一滑り(途中、雪が割れていました) 登り返しポイントから振り返る 来た道を戻ります
稜線が見えてきました 伊那前岳稜線方向へ アイゼンに履き替えて伊那前岳まで(写真先端)
 
あまり広くない場所で滑降準備をしてます  
あとは、ホテル千畳敷まで滑り込むのみ!アイゼン・ピッケルをバリバリ使って登る分、稜線からの滑り出し部分は斜度があり、滑り甲斐がある。ビビルと横滑りになるけど^^;...今回は、雪が軟らかいおかげで、露出している岩に気をつける必要はあったが、そこそこ滑れた気がした。途中、宝剣岳を通り過ぎる姿を見ると何だか凄いところを滑っている気がした^^。下部は雪が重くなってきたが、あとは、カールのボトムを目指すのみ。あ〜、楽しかった!最後、ホテル千畳敷までの板を担いでの登りが結構つらかった^^;。去年は、雪が硬く、八丁坂を横滑りで下りるに留まっていたので、満足!
ホテル千畳敷目指して滑降!(左上)、一人づつ滑降してきます(左下)、宝剣岳を右手に見ながら滑降(右)
 
T-バー脇を何本も滑っているスキーヤー ツアー終了〜。参加者全員で写真撮影。  
ロープウェイで下山後、こぶしの湯で露天風呂に入ってから帰った。帰りは行きと同じルートで藤岡JCまで行ったが、その先は高崎JCから北関東道で帰った。藤岡JC手前から渋滞が始まり、藤岡PAで休憩をしたが、そのあたりから眠気が...途中、道の駅でも休憩して、6時間かかって帰りついた。でも、5日の渋滞に比べるとましだったはず!(と信じる^^;)
去年に続く千畳敷だったが、地形的にはコンパクトな場所なので、登りは1時間くらいで稜線に着く反面、滑りはあっという間^^;。でも、このペースに慣れれば1日3本くらい滑れそうだなぁ^^。駒ケ岳にも登ってみたいなぁ...もう1泊しても楽しめそう^^(でも、ホテル千畳敷の宿泊代はそこそこ高いらしい...)
 

↑to Page top